盛岡の最低気温はマイナス8.3度。それでも昨日より2.5度高い。大雪の後の相の沢に続き、今日は一本杉の偵察に出かけた。
キャンプ場入り口の様子。車では入って行けない。
10時に第2駐車場着。マイナス3度。小雪。駐車場には車が25台あった。日曜なので姫神山に登る人が多い。トイレのシャッターは閉まっていた。今日も携帯トイレが欠かせない。
とりあえず荷物は持たず、スノーシューを履いてキャンプ場に下りてみる。ほとんど雪がなかった前回とは一変していたが、それでも相の沢より雪の量は少ない。
スノーシューを履いていても20センチくらい沈む。
この週末も含め、先週の大雪以降、誰もキャンプ場には入っていないようだ。
駐車場に戻って荷物を運ぶ。行きは下りなので楽だが帰りは厳しそうだ。
いつもの風が下から吹き上げて来る。炊事場の柱を使ってリッジラインを張り、ユタカメイクの3x3タープで風除けをつくった。
炊事場内で焚き火の準備をする。
先日、BRACKENで仕入れた薪は一部を室内で乾燥させていたが、乾燥具合をみるために2本だけ持ってきた。
右は徳田さんからいただいた端材の余り。左はBRACKENの薪を斧で割ったもの。
麻紐をほぐした火口に着火し、フェザースティックで挟んで焚き火台に移す。YouTubeで見たやり方をマネしてみた。
着火成功。この方法はいいかも。
昼食前に焚き火でコーヒー豆を焙煎する。生豆は20グラム。焙煎中の香りがいい。生豆は青臭いが、火を通すとあのステキな香りになるのは不思議だ。
30分くらいで焙煎完了。今日も焙煎にムラがあるが自分で飲む分にはOKだ。
薪の上に五徳を渡し、その上にケトルを置く。この方が早くお湯が沸く。水は2リットル持ってきた。
昼食は途中のコンビニで調達。
食後、今度はスベアで焙煎してみる。生豆は同じく20グラム。
30分ほど焙煎してみたが焚き火よりもムラが多い。なぜだ?
とりあえずスベアで焙煎した豆を挽いて飲んでみる。
味は薄めだが飲めなくはない。もう少しゆっくりとお湯を落とせばよかった。
しばし焚き火を楽しむ。BRACKENの薪もほどよく乾燥していた。
16時前に焚き火終了。熾火に手をかざして暖かさを感じるのもいい。
日が傾いてきた。これだけの積雪があると除雪してテントを張るのは厳しそうだ。雪解けまで一本杉で泊まるのはムリかもしれない。
16時過ぎに撤収開始。マイナス2度。
荷物を駐車場まで引き上げるのに苦労した。
駐車場には自分の車が1台だけだった。日曜だし登山者が多くて煩わしいかもと思ったが、キャンプ場は静かで、空から落ちてくる雪を眺めながらの焚き火はとてもよかった。立春は過ぎたが一本杉も相の沢も春はまだまだ遠い。