あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

タイマグラキャンプ場

このところ急に涼しく(寒く)なってきた。来月の今頃は岩手山が初冠雪するころだ。となると気軽にキャンプに出かけられるのも、あと1ヶ月半くらいかもしれない。本格的に寒くなる前にと思い、早池峰山の麓にあるタイマグラキャンプ場に行ってみた。タイマグラという変わった地名があるのは、昔、早池峰山に登っていた頃に聞いたことがあった。そこにキャンプ場があることを相の沢で出会ったキャンパーから教えてもらった。すごくいいキャンプ場なので一度は行ってみた方がいいと言われたが、距離があるので行くのを躊躇っていた。しかし、いまは使えるキャンプ場が少ないこともあり、様子見に行ってみることにした。

盛岡から車で約1時間半。キャンプ場に至る最後の7kmは道が細く、車1台がやっと通れるくらいのところもあり、すれ違いもたいへんな道だった。その道を抜けたところにキャンプ場があった。キャンプ場の奥の方には早池峰山が見えている。

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キャンプ場の近くにある早池峰山荘で受付すると聞いていたが、管理人は不在だった。「デイキャンプの方はキャンプ場管理棟公衆電話前にあるご利用連絡票にご記入のうえ、電話下にあるBOXにお金と共に入れて下さい」と書かれた案内があったので、そのままキャンプ場の管理棟に行って指示通りにした。フリーサイトの料金は1泊520円。日帰りは260円と安い。キャンプ場管理棟の中にはトイレもある。

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芝生のキャンプサイトの前にはきれいな川が流れていて釣りもできる。キャンプしながら釣りを楽しんでいる若者のグループもいた(入漁料は必要と思われる)

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キャンプ場内は車の乗り入れが可能。荷物の出し入れが楽だ。今日はティピーテントを張ってみた。

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今日のメインは、先日、顔馴染みのキャンパーFさんからもらった着火剤を試してみること。Fさんは着火剤をいろいろと工夫するのがお好きな人で、牛乳パックの空き箱を短冊状に切ってそれを束ね、麻紐で巻いたものを基本として、さらにそれをパラフィンで煮てみたり、椰子の皮を混ぜてみたりと、様々なパターンの着火剤を作っていた。それらを数個渡されて、使ってみて感想を聞かせて欲しいと言われていた。

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炭をおこすのに便利とのことだったので、ライターで着火した後でチャコールスターターに入れてみたが、空気の通りが悪かったようでうまく燃えてくれなかった。

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もう1つは焚き火台の上で着火剤として使ってみた。着火剤にライターで着火したあとでいきなり大きな薪をくべてみたが、しっかりと火がついた。火口>細かくした薪>大きな薪へと火を育てて行く過程が省略できるので、時間がないときは便利に使えそうだ。

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炭の方はチャコールスターターからネイチャーストーブに替えてみた。空気の通りがよくなり着火剤も炭もよく燃えた。ネイチャーストーブは炭起こしにも使える。

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昼食はレトルトの中華丼とレトルトご飯。

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鍋が小さくて半分しか入らない。中華丼はなんとか鍋に押し込んだが、ご飯のパックは無理だったので、数分ずつひっくり返しながら温めた。

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途中のコンビニで買ったソーセージ。「全米No.1ソーセージ」に釣られた。

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串がないので割り箸を削って作った。

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直接焼いて食べる。うまい、さすがは全米No.1 !

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中華丼完成。彩りがパッとしないが味はまぁまぁ。

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火遊びの道具たち。

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途中の盛岡市内のワークマンで買った税込99円の手袋。同じものを持っていたが、車の窓を開けていたら風で飛んでいってしまった。設営や片付けのときは薄手の手袋をしていた方が安全だ。

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同じくワークマンで買った税込980円のノコギリとカッターが1本になったもの。商品名は「ハイブリッドソー」

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おやつはドリップコーヒーとコンビニのパウンドケーキ。

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手持ちのノコギリとワークマンのハイブリッドソーを比べてみる。新品ということもあるが、ノコギリの刃が短いわりにはよく切れる。

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おやつの後はキャンプ場内を散策してみる。炊事場と常設テント。

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川がきれい。

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キャンプ場の奥にはブッシュクラフトするによさそうなエリアもあった。しかし、直火とハンモックは禁止。

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早池峰山がすぐ近くに見える。すばらしいキャンプ場だ。

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