あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

相の沢キャンプ場 その76

相の沢でキャンプ仲間のTさんと待ち合わせした。10時半に駐車場に着いたとき50台以上の車があった。ほとんどが登山者の車のようだ。Tさんはいつものお気に入りの場所に設営を完了していた。自分もいつもの場所に荷物を運んだ。

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今日もマウンドファイヤーを組んだ。しばらくやらないつもりだったが、Tさんに紹介したいこともあり、3度めのマウンドファイヤーをやってみた。

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久しぶりの水蒸気炊飯。米は0.8合。とり釜めしの素を入れて炊き込みご飯にしてみる。

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火が大きくなったところで飯盒をかける。水蒸気炊飯は火加減をあまり気にする必要がないので気楽だ。

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ご飯を炊きながら、Tさんの小割腰鉈と自分の多喜火鉈の割り比べをしてみる。薪割りもフェザースティック作りも大差なかったが、小割腰鉈はヘッドが重く刃厚があるので薪割りに有利で、多喜火鉈は刃先が鋭く薄いので細かな作業に有利なように思った。

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30分ほどしてから火から下ろし様子をみた。まだ少し芯が残っていたので再度火にかけ、そのままTさんのサイトにお邪魔した。水蒸気炊飯は放ったらかしにできるのがいい。

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ヘネシーハンモック見せてもらう。ハンモックとタープが一体となっていて設営が楽でしかもカッコいい。最初からハンモック泊を考えて設計されていて機能的だ。コーヒーを飲みながらキャンプギアの話しなど、楽しいひと時だった。

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自分のサイトに戻ったら火が消えていた。Tさんからいただいた市販の白樺の皮を試してみる。

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パッと見、拾った皮より頼りない感じだったが、ファイヤースターターで簡単に着火できた。

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炊飯が終わってマウンドファイヤーの熾火をできるだけソロストーブに移し、あとは冷めるまで放置する。炊き込みご飯はうまくできていた。コーヒーを飲みながらいただいたケーキで満腹だったので、ご飯はそのまま持ち帰ることにした。

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熾火でお湯を沸かし、ほうじ茶を飲む。

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Tさんは早めに帰られたので、そのあとはハンモックでまったりする。風が冷たく心地よい。

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青空がきれいだ。

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撤収時、マウンドファイヤーはまだ少し熱をもっていたので、水をかけて完全に消火したあと土を埋め戻した。

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天気がよく明るかったが17時に奥のサイトを出た。

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牧野の緑がきれいだ。

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久しぶりに早池峰山を見た。

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夏休みが終わったせいか泊まりのテントは4張りほど。今夜は星がきれいかもしれない。

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一本杉園地キャンプ場 その41

今年の夏は本当に雨の日が多い。もう夏らしい暑さを感じることなく秋に突入するのだろうか。今朝の予報では日中晴れマークが続いている。この夏、雨の降らない日は貴重だ。3週間ぶりに一本杉に行ってみた。お盆休みが終わったせいか、キャンプ場には誰もいなかった。まずは薪割りをする。乾いた薪を持参した。

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今日もマウンドファイヤーのテストをする。キャンプ仲間が残していった木でトライポッドを組んだ。

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前回のマウンドファイヤーよりも土を厚くし、小枝を並べて火床にした。土を厚くしたことで地面への影響は減るだろうだろうか? 耐火シートは前回と同じく3重にした。

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白樺の皮を火口にして着火。

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火が大きくなったところでケトルをかける。

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今日の昼食は途中のコンビニで買ったちらし寿司とワンタンスープ。

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食後にハンモックを張ってまったりする。風がほどよく冷たく気持ちいい。蝉の鳴き声が賑やかに聞こえてくる。立秋は過ぎたが、今はまだ夏らしい。

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コーヒー豆、フィルター、ドリッパーをケトルの中に入れて持ってきた。トランギアのケトルは広口なので、ミル以外はスタッキングできる。

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ソロストーブに熾火を移してお湯を沸かす。

この後、マウンドファイヤーの土を撤去したが、耐火シートの下の地面はかなり熱をもっていた。今回は草のない地面だったが、草があったらダメージを受けていたと思う。土を高めに盛り上げ、耐火下シートを挟んだとしても熱は確実に地面に伝わる。マウンドファイヤーは非常時以外は使わない方が良さそうだ。

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お湯が沸いたのでコーヒーを淹れる。今日はマンデリン。

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じゃがりこサラダLサイズ。モンストキャラにひかれて買ってしまった。

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おやつの後、またハンモックで横になる。今日も虫は少ない。時々、自衛隊機と思われるヘリのエンジン音が聞こえてくるが、松の木に遮られて機体が確認できない。

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17時過ぎたら急に肌寒くなってきたので片づけはじめる。山はもう秋の気配だ。

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相の沢キャンプ場 その75

長雨でずっと野遊びに出れなかったが、今日は1日中降らない予報だ。キャンプ場はどこも湿っているとは思ったが、久しぶりに相の沢に行ってみることにした。11時前に駐車場に着いたとき車が30台くらいあった。日曜にしては少ないのはお盆のせいかもしれない。受付をして、いつもの奥のサイトを目指す。

今日はバッグパックと両手に持てるだけの荷物にした。奥のサイトはさらに草が伸びて、木も土もすべてが湿った感じだった。

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トライポッドを作る木を探すために奥の林に向かう。奥はさらに濡れていた。

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このところ熊の話題をよく耳にするので、モンベルの消音機能付きの熊鈴を買った。

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トライポッドにする木を採取できた。

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3本をシェア・ラッシングしてトライポッド完成。

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今日はマウンドファイヤーを試してみる。マウンドファイヤーとは、焚き火台がなくても直火にならない焚き火で、環境を害さず、災害時などにも使える方法だ。耐火シートを3枚重ねにし、土を盛って真ん中を少し凹ませる。野球のマウンドのような感じになる。

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白樺の皮を火口にし、ファイヤースターターで着火する。

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火が大きくなってきたところでケトルをかける。

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今日の昼食はカップラーメンのみ。

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食後、キャンプ場内を散策。テントは牧野側に4張りくらい。管理棟の横から登山道を登り、途中からキャンプ場に至る道をはじめて歩いてみた。

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熾火をソロストーブに移し、落ちていた小枝を足してお湯を沸かす。小枝も湿っていてなかなか火が点かなかった。

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おやつはかぼちゃせんべいとドリップコーヒー。

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おやつの後はハンモックで読書しながらまったりする。蝉が賑やかだ。夏休みの親子連れが数組、昆虫採集していた。

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雨上がりのせいか虫は少ないが、ハンモックの下に蚊取り線香を移動した。曇り空で時々陽が差す。風は微風でそれほど暑くもなく快適だ。

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17時に片づけはじめる。だんだんと日が短くなっている。18時に駐車場を出た。

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岩山移動運用

数年ぶりにJARL(日本アマチュア無線連盟)主催のフィールドデーコンテストに参加した。7月の6m&DOWNコンテストと同じ一本杉園地に移動して運用する予定だったが、7日は朝から雨だったので一度は参加を諦めた。しかし、昼近くに雨が止んだので急遽、市内の岩山に移動することにした。
街は見えるが岩手山は雲に隠れて見えない。

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今回は7MHzで電波を出すので釣り竿を使い地上高7mの逆V型ダイポールアンテナを張った。釣り竿は柵にロープで縛り付けて固定。エレメントは末端にクレモナロープを5mほど付け足して柵に結んだ。

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アンテナ設置中に気づいたが、見なかったことにする。

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ベンチを拝借して機器を設置する。散歩している人が何をしているんですか?と声を掛けてくる。岩山で運用していると、散歩の人の声がけとパトカーの職質はいつものことだ。

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13時前にコンテストに参加できた。しかし、2局交信できた後、急に電波が出なくなった。受信は変わらずできていたのでアンテナのトラブルではないと思われたが、念のため一度アンテナを下ろし、エレメントと給電点のバラン周りを確認する。特に問題はないようだ。

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その後、無線機のアンテナチューナーをあれこれ操作していたら、急に電波が出るようになった。単にチューナーの操作ミスだったのか? 結局、はっきりした原因が判らないままコンテストを続け、終了時間の30分前に撤収した。結果、交信数は40局だけだったが静岡の友人ともコンテストナンバーが交換でき、それだけでも参加したかいがあった。

岩洞湖家族旅行村 オートキャンプ場

今日、岩洞湖で予定されていたカヤックのイベントが大雨による流木の影響で中止になった。天気がよいのに家にいるのはもったいないので、岩洞湖家族旅行村に行ってみることにした。今回はいつもの国道455を利用するルートではなく裏道を走ってみた。裏道は玉山区一本杉園地方面からと、盛岡市日戸さくらパーク姫神方面からの2ルートがある。今回はさくらパーク姫神を経由するルートを使った。いずれのルートも未舗装路の区間があり、さくらパーク姫神からのルートでは約9.5kmが未舗装路、一本杉園地からのルートでは約3kmが未舗装路だった。大雨の後だったので道路の凹んだところには水が溜まり、酷いところは道路が冠水して川のようになっていた。車は泥だらけになってしまったが、4躯で走るにはワイルドで楽しい道かもしれない。
到着後、管理センターしらかばで受付する。

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今回は、はじめてオートキャンプ場を利用してみた。サニタリーハウスを中心に20箇所のテントサイトがある。宿泊1区画3,000円、一時使用(日帰り)1区画1,000円

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受付時点では予約された1区画以外はどの区画でもよいとのことだったので、サニタリーハウスと炊事場に近いところにした。

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オートキャンプ場の利用者は薪がもらえる。白樺やクヌギなどの乾燥した広葉樹の薪だ。とてもありがたい。

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とりあえずタープを立てる。DDタープ3.5mx3.5mに二又ポールでビークティピーを張った。

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設営後、オートキャンプ場内を散策。サニタリーハウス。玄関で靴を脱いでサンダルに履き替える。トイレは水洗でとてもきれいだ。

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有料のシャワールームが2つある。

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炊事場。きれいに掃除されていて気持ちよく使える。

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目の前には岩洞湖が広がる。

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湖に下りて行く道があった。

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湖のすぐ側まで行ける。5月に湖畔サイトでキャンプしたときからずいぶん水位が下がった。

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対岸の湖畔サイトにパップテントが1張り見えた。

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自分のサイトに戻る。

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登山靴に履き替えてみた。大昔に買ったザンバラン・フジヤマ。登山のときはいつもこの靴といっしょだった。2回ソールを張り替えた。今日、家族が岩手山に登るので軽登山靴を貸したが、ついでに昔のフジヤマを引っ張り出して持ってきた。

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焚き火の準備ができたところで、湖畔サイトに追加の薪をいただきに行く。駐車場のアブがすごい。どんどん車の中に入ってくる。タマゴダケと思われるキノコがここにも生えていた。

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この小屋はオートキャンプ場利用者に提供する薪を積んでいる作業小屋らしい。オートキャンプ場利用者で道具を持っている人は少量なら自分で切ってサイトに持っていってよいとのことだった。

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ほとんどが太い丸太でチェーンソーがないと簡単には細かくできない。自分のノコギリで切れる直径10センチくらいのサクラ、クヌギ、シラカバを3本ほど選んだ。

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細かく切ってから斧で割る。しっかりした台があるので薪割りが楽しい。オートキャンプ場から見えたパップテントはフォローしているYouTuberさんのテントだった。お会いするのははじめてだったのでご挨拶した。無骨志向のキャンパーさんだが、ご本人は想像していたイメージとはかなり違った。

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オートキャンプ場に戻って昼食にする。今日は途中のコンビニで買ってきたおむすびセットのみ。

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食後、焚き火をはじめる。

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今日は簡単に白樺の皮にライターで着火。

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焚き付けはオートキャンプ場に落ちていた白樺の小枝を使った。皮と同じように小枝もよく燃える。

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焚き火しながらフェザースティックの練習をする。新しく入手したHELLEのFJELLKNIVEN(フィエルクニーベン) 刃の素材はSandvik12C27 ステンレススチール。とてもよく切れる。

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熾火でお湯を沸かす。

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今日のおやつはどら焼きとインスタントコーヒー。おやつの後は少しづつ片づけはじめ、16時過ぎにはオートキャンプ場を出た。帰りにピクニック広場でキャンプしている仲間と少しお話して、来たときと同じ未舗装路を走った。車はさらに泥だらけになったが、ワイルドな道を走るのは楽しい。市内に入ってそのまま洗車場に直行した。

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まほら岩手キャンプ場

初めて買ったテントはハミングバードゴアテックステント(シェラテント)だった。当時、バッグパッカーに憧れていた自分は、その買ったばかりのテントをKELTYのフレームパックに詰め込んで新潟県の粟島で初めてソロキャンプした。それがちょうど40年前の7月30日、31日だった。初ソロキャンから40年を記念して以前から気になっていた、まほら岩手キャンプ場に行ってみた。

安倶里まほら岩手は、冬場本州一寒い盛岡市薮川にある。キャンプ場は通年営業しており、真冬でも利用できるキャンプ場として知られている。

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こもれび館で受付をする。4月から11月は1張1泊2000円(冬場は3000円)

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今回はこの夏にオープンしたばかりのNEWキャンプ場(林間サイト)を利用してみた。

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草地に直接車を乗り入れることはできないが、サイトのすぐ側に駐車スペースがあり、荷物の運搬は楽にできる。

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まずはシェラテントを張る。

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日差しが強かったのでタープを被せた。

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テントを張り終えた時点で12時過ぎていたので、とりあえず日陰で昼食にする。

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昼食後は薪を集める。林間サイトの周囲にはたくさん木が落ちている。キャンプ場を作ったときに切り出したと思われる太い白樺の木もあった。スタッフに確認したら落ちている木は自由に使ってよいとのことだった。ありがたく使わせていただく。

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今夜と明日の朝に使う薪が準備できた。

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寝床の準備。40年以上前に買った封筒型シュラフ。去年の9月にメンテ済み。中は化繊で少しかさばるが裏地が綿で肌触りがいい。

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キャンプ場内を散策。釣り堀、ボート乗り場、ツリーハウスなどもある。到着したときはテントが1張りだけだったが、だんだんと数が増えてきた。家族連れ、グループがほとんどで、大きなテントが目立った。こちらのサイトは車を横付けできる。

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広いキャンプ場にしては、小さめな炊事場。

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シャワールーム。24時間、自由に利用できる。

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汲取式の簡易トイレ。水洗トイレを使いたいときは、こもれび館のトイレを利用するようにとのこと。

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林間サイトに戻りハンモックで横になる。日陰で風に吹かれていると涼しい。昔行った北海道の野営場を思い出した。盛岡市内は猛暑日に近い気温らしいがここは別世界だ。

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17時にランタン点灯。

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家で茹でてきた枝豆と昼の残りを肴にビールを飲む。

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スベア123Rで夕食を作る。今回は古い道具の出番が多い。

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レトルトパックのご飯を持ってきたが、大きな鍋を持ってこなかったのでフライパンにパックのご飯を移し、少し水を入れて温めた。

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メインはハッシュドポーク。これも家で作って冷凍してきたもの。クッカーで温めるだけなので簡単だ。

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18時。まだ明るいうちに夕食を済ませる。

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19時に焚き火開始。

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火を見つめながら22時までまったり過ごす。風はほとんどなく星がすごくきれいだ。40年前は新潟の島の海岸で、今日は岩手の山の中でキャンプしている。なんだか不思議な感じがした。

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23時にはシュラフに入ったが寒くて眠れない。結局、ワークマンのフュージョンダウンシュラフを封筒型シュラフの中に入れて2重にした。さすがは薮川、真夏でもこの寒さ!

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ほどんど寝た気がしないまま、4時前には空が明るくなってきた。

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昨日の夕方点けたランタンはまだ灯っていた。

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4時半にはさらに明るくなり、草が朝露に濡れてきれいだ。

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5時過ぎに陽が出てきた。

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5時半に朝食の準備をはじめる。先日買った缶入り固形燃料を使ってみる。ライターで一発点火。簡単で便利だ。

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朝食は菓子パンとはるさめワンタンスープ、昨日の残りの燻製たまご。

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朝食後、残りの薪で焚き火。

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焚き火しながら湿ったものを乾かす。林間サイトはロープを張れるので便利だ。

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テントは草の上に直接張ったので、底の部分がかなり濡れていた。

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12時ごろまでにはチェックアウトするよう言われていた。11時までハンモックでまったりする。昨夜は30組以上のテントがあったが11時ごろには誰もいなくなった。結局、林間サイトの利用者は自分ひとりだけで、誰も下見にすら来なかった。お陰で静かにゆっくり過ごすことができた。

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平庭高原キャンプ場

朝から暑い。今日は猛暑日に近い気温になる予報だ。避暑を兼ねて、以前から気になっていた平庭高原に行ってみた。盛岡市内から1時間40分で久慈市山形町の平庭山荘に着いた。ここでキャンプ場の受付をする。大人一人宿泊250円、日帰り120円と格安だ。受付の人の話しでは、普段はあまりキャンプ場の利用者はなく、今月に入って4人目の利用者とのことだった。

平庭山荘は温泉やレストランがある立派な施設だ。

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すぐ側にはコテージ村がある。

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キャンプ場は平庭山荘から車で約5分くらいの山の中にあった。はじめてだとちょっと判りづらい。キャンプ場内に車は乗り入れできない。入口の鉄柵の前に車を停めた。

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キャンプ場内は広葉樹の林に囲まれた草地で傾斜があり、平らなところはほとんどない。平庭高原は白樺で有名なところなので、白樺の林間サイトを想像していたがまったく違った。

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炊事場とトイレは入口に近いところと奥と、それぞれ2箇所あった。入口に近い炊事場。水を出したら最初茶色に濁った水が出てきた。あまり使われていないようだ。

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入口に近い方のトイレ。こちらも利用者が少ないためか、あまり掃除が行き届いていない感じだった。

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奥側の炊事場。水は出してみなかった。

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奥側のトイレ。こちらはドアに鍵がかかっていた。

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ファイヤーサークル。真ん中で直火した跡があった。

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キャンプ場の真ん中にある大きな木にハンモックを吊るした。

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ソロストーブで焚き火する。薪は手持ちのものを使った。周りの森の中で拾えたかもしれないが、あまりに鬱蒼としていて、中に入って行く気になれなかった。

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今日はソロストーブでカップラーメンを作ってみる。まずはカップラーメンに水を入れる。

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焚き火が弱火になったところでカップラーメンを突っ込む。

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5分経過後。カップの外側はボコボコになっているが穴は空いていない。

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とりあえず食べてみる。普通においしい。

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食後、底を確認するとかなりヤバい状態になっていた。これで穴が空かないのが不思議だ。非常時など、ケトルがないときに使える方法だ。

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食後はハンモックで横になる。風が吹くと肌寒いくらいだ。スマホのコンパスアプリでは標高820mとなっていた。ちなみにYモバは圏外だった。

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樹木図鑑を持っていったのでキャンプ場周辺の木を調べてみる。木肌は同じようだが葉の形がまるで違うものもあっておもしろい。図鑑で調べて確実に判別できたのは、コナラ、イタヤカエデ、ハウチワカエデ、シラカバのみで他の木はよく判らなかった。幼木、成木、老木で木肌の様子が違い、それらの中間だとなおさら判りづらい。樹種を調べるのは難しい。

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15時にお湯を沸かしておやつにする。

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今日はブラジルのフレンチ。

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コンビニで買った甘いノアールminiが苦いコーヒーに合う。

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16時に雨が降り始めた。木の葉が傘になってさほど濡れることもなく、ゆっくり撤収できた。

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キャンプ場入口奥に看板が立っていた。昔ここは塩の道だったらしい。あとで塩の道について調べてみたくなった。

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平庭山荘で温泉に入った。久慈市といえばやはり「あまちゃん」。

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