相の沢でキャンプ仲間のTさんと待ち合わせした。10時半に駐車場に着いたとき50台以上の車があった。ほとんどが登山者の車のようだ。Tさんはいつものお気に入りの場所に設営を完了していた。自分もいつもの場所に荷物を運んだ。
今日もマウンドファイヤーを組んだ。しばらくやらないつもりだったが、Tさんに紹介したいこともあり、3度めのマウンドファイヤーをやってみた。
久しぶりの水蒸気炊飯。米は0.8合。とり釜めしの素を入れて炊き込みご飯にしてみる。
火が大きくなったところで飯盒をかける。水蒸気炊飯は火加減をあまり気にする必要がないので気楽だ。
ご飯を炊きながら、Tさんの小割腰鉈と自分の多喜火鉈の割り比べをしてみる。薪割りもフェザースティック作りも大差なかったが、小割腰鉈はヘッドが重く刃厚があるので薪割りに有利で、多喜火鉈は刃先が鋭く薄いので細かな作業に有利なように思った。
30分ほどしてから火から下ろし様子をみた。まだ少し芯が残っていたので再度火にかけ、そのままTさんのサイトにお邪魔した。水蒸気炊飯は放ったらかしにできるのがいい。
ヘネシーハンモック見せてもらう。ハンモックとタープが一体となっていて設営が楽でしかもカッコいい。最初からハンモック泊を考えて設計されていて機能的だ。コーヒーを飲みながらキャンプギアの話しなど、楽しいひと時だった。
自分のサイトに戻ったら火が消えていた。Tさんからいただいた市販の白樺の皮を試してみる。
パッと見、拾った皮より頼りない感じだったが、ファイヤースターターで簡単に着火できた。
炊飯が終わってマウンドファイヤーの熾火をできるだけソロストーブに移し、あとは冷めるまで放置する。炊き込みご飯はうまくできていた。コーヒーを飲みながらいただいたケーキで満腹だったので、ご飯はそのまま持ち帰ることにした。
熾火でお湯を沸かし、ほうじ茶を飲む。
Tさんは早めに帰られたので、そのあとはハンモックでまったりする。風が冷たく心地よい。
青空がきれいだ。
撤収時、マウンドファイヤーはまだ少し熱をもっていたので、水をかけて完全に消火したあと土を埋め戻した。
天気がよく明るかったが17時に奥のサイトを出た。
牧野の緑がきれいだ。
久しぶりに早池峰山を見た。
夏休みが終わったせいか泊まりのテントは4張りほど。今夜は星がきれいかもしれない。