雫石町歴史民俗資料館主催のクルミの皮を使った籠作り講習会の2回目。前回はクルミの木採取〜皮剥きまでだったが、今回は皮紐作り〜実際の編み方まで行う
9時半、民俗資料館隣りの南部曲り家に集合。講師3名、参加者5名
曲家の土間と板間には作業台が用意されていた
板間の囲炉裏には薪が焚かれて、いい雰囲気
講師から今日の作業の説明。前回剥いた皮は各自持ち帰って干し上げ、使う分を水に浸して持参した
前日夜に水に浸した皮。ケースは無線の移動運用のときに使っているツールボックス
講師が皮から紐を切り出す作業の実演。カッターナイフと定規で切り出す
ハサミで切ってもOK
表皮のデコボコを取り除く
刃が付いたスクレーパーがあると作業しやすい
皮紐をしごいて柔らかくする
皮紐の切り出しを始める。いつものナイフを持参したが、大型のカッターナイフの方がよかった
南部曲り家の薄暗い板間。スタンドの明かりで作業する。雰囲気があって、なかなかよい
12時、囲炉裏を囲んで昼食
食後のおしゃべりも楽しい。講師も参加者も、すっかり打ち解けた雰囲気
午後は切った皮紐の組み方からスタート。講師がお手本を示す
型枠に沿ってテープで囲い、底を決め、皮紐を立ち上げる
その後も15時過ぎまで作業を続けたが、今日は皮紐作りだけで終わってしまった。最後に全員で掃除、ミーティング後解散。以後は各自都合のよいときに資料館で作業を続けることになった
自分のはノコギリを入れる小さな籠だったので使う材料も少なく、講師にお手伝いいただいて他の参加者より早く作業が進み、ある程度形になった。また来週、資料館で指導していただく予定。さて、思ったように完成できるだろうか