BE-PAL 4月号。モンベル特集につられて買ってしまった。
自分の持っている野遊び道具の中で、一番数が多いのはモンベル製品だ。モンベルとの付き合いは長い。
最初のモンベル製品は1981年に買ったデイパックだった。その後、シュラフ、シュラフカバー、レインスーツ、ジャケットと増えていき、野遊びを再開した後も、ムーンライトテントをはじめ様々なモンベル製品が増えていった。
当時、モンベルはコーデュラナイロンを使った製品を出し始めていて、デイパックもそのひとつだった。
何年か使っているうちに皮のショルダーベルトが1本切れてしまったが捨てられず、ずっとしまい込んだままになっていた。野遊びを再開したころ、市内のモンベルショップに持ち込んで新しいショルダーベルトに交換してもらった。その後、ウエストベルトも修理してもらった。40年前の製品でも修理できるのはすごい。
手元にあった古い総合カタログ。創業時から1981年までの製品カタログ。
表紙の裏には当時の社員全員の写真と1975年設立時から1980年までの歴史が載っている。
リンちゃんテント(ムーンライトⅢ)もこの頃からあった。
手元にある4冊の古いカタログ。
ムーンライトテントには単品のカタログもあった。1人用のムーンライトⅠが人気だったが、すでにハミングバードのゴアテックステントを持っていたので買わなかった。当時のバイクツーリング仲間が買ったムーンライトⅠを見て、ちょっとうらやましかった。
BE-PAL 4月号 43ページの「創業5年後 社員は12人に」のカラー写真と、手元の古いカタログのモノクロ写真は同じ写真のようだ。
当時のモンベルはスリーピングバックにチカラを入れていた。初めて買ったモンベルのシュラフはサイドジッパーという製品名のマミータイプで、中綿は化繊(ダクロン・ホロフィルⅡ) ツーリング、山歩き、車中泊、ずいぶん長くお世話になった。
サイドジッパーの後に買ったゴアテックスのシュラフカバー。当時のモンベルはゴアテックスを使った製品を積極的に開発していた。ゴアテックスのレインスーツも長い間、山歩きで活躍してくれたが縫目のシールテープが剥がれてしまった。いまでも修理できるだろうか?
いまではアウトドア製品の巨大企業となったモンベル。社長は息子に交代したが辰野会長のインタビュー記事を読む限り、創業当時のスピリットはそのままのような気がした。