あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

岳人 1991年8月号

部屋の片付けをしていたら、岳人(がくじん)1991年8月号が出てきた。30年前の山の雑誌だ。1991年というと東北の山々を登り始めたころだ。特集は「湯ったり山旅、みちのくの峰」この特集につられて買ったものと思う。この頃の岳人は東京新聞出版局から発行されていた(いまはモンベルのグループ会社・ネイチュアエンタープライズが発行している)

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飯豊連峰は1980年代後半に職場の先輩2人と自分の3人で3泊4日で縦走した。先輩のNさんは東京の大学で山岳部に所属していた経験があり、いろいろなことを教えてもらった。その後も1人で何度か飯豊連峰に登ったが、3人でテント泊したときが一番楽しかった。

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岩手山の姿をはじめて見たのは、北海道一周バイクツーリングの帰り、八幡平アスピーテラインを秋田側から岩手側に走っていたときだった。進行方向右前方に黒い大きな塊が見えた。そのときの山が岩手山だったことはずっと後になって知った。そして自分が登った山の中で一番多く登った山となった。

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「快適キャンプのすすめ」という特集もあった。この頃は山そのものが興味の対象で、キャンプとはあまり結びついていなかったように思う。日帰りや山小屋泊まりが多かったせいかもしれない。

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昔は山用テントといえばダンロップが多かったように思う。飯豊連峰を縦走したときの先輩のテントもダンロップだった。狭いテントで男3人、よく寝られたものだと思う。

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基本的なキャンプ道具はいまも30年前もあまり変わらない。

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山関係の本や雑誌はほとんど処分したが、この雑誌はしばらく残しておきたい。