久しぶりに姫神山に登った。今回で39回目、前回は2020年11月。11時前に第2駐車場着。車が15台ほど。バスが2台停まっている。団体で登っているようだ。
トイレの入り口で登山者名簿を書く。下のキャンプ場には誰もいない。
昔、家族が使っていたモンベルのデイパック。とても背負いやすい。
広場から見える岩手山は霞んでいた。
広場を過ぎて本格的に登山開始。
ざんげ坂、階段の急登が続く。
喘ぎつつ登り切ると5合目着。ここまで35分。すでに汗だく。
5合目から少し登ったところに、たくさんのコブを付けたシラカバがあった。この木1本でククサがたくさん作れそう。
その先には太さ30センチほどのダケカンバが倒れていた。
8合目着。ここまで1時間6分。周りをよく見るとダケカンバがたくさん生えている。いままでは木の種類なんてまったく気にしていなかった。
頂上付近は大きな岩が折り重なり、足を滑らせたら岩の間に体が挟まりそう。
12時50分、山頂着。駐車場から山頂まで1時間45分かかった。先客はカップルが2組。風が強く寒い。
岩手山は霞んでいる。
早池峰山は見えない。
岩陰で風を避けて休憩。昔はよく山頂でお湯を沸かしていたが、今日は水とお菓子だけ。昼食は持って来なかった。
山頂は強風と寒さでゆっくりできず、早々に下山することにした。
山頂から1時間で一本杉まで下りた。この園地の由来となっている立派な杉の木が立っている。
一本杉近くの湧き水。
ペットボトルに湧き水を汲む。
浄水、煮沸して飲めば大丈夫、かな?
山頂から1時間20分で第2駐車場着。キャンプ場に下りて休憩する。
汲んできた水を浄水して煮沸する。浄水器はペットボトルの口に直接取り付けられるが、持ってきたボトルの口には合わなかった。
シラカバの皮をカービングナイフで細かく削る。今回は手前に引いて削ってみた。
ファイアースターターで着火。着火後すぐに細かく削った部分に火が燃え広がり、より確実に着火できる。
コーヒー1杯分のお湯を沸かすだけなら、座った場所の周りに落ちている小枝で十分。
ソロストーブは便利。
登山後のコーヒー。いつもよりおいしく感じる。
キャンプ場には自分の車も含めて5台。テントを張っている人はいない。山頂で見かけたカップルもシートを敷いて休憩していた。
浄水した水を付属の注射器で吸い上げ、逆さに繋いでフィルターのクリーニング。
いつもの場所にハンモックを張って休憩。風が涼しく気持ちがいい。
山行記録によると30年前は毎回1時間前後(最速43分)で登っていたようだ。今回は1時間45分かかったが、その時々の体力に合わせたペースで登ればいい。登った数は岩手山より少ないが、出会いと思い出の数は姫神山の方が多い。