あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

網張でイグルー作り

網張ビジターセンター主催の「イグルー作りに挑戦」に参加した。去年、相の沢キャンプ場や網張の森でイグルーを見て、自分でも作ってみたいと思ってから1年になる。

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9時半にビジターセンター着。気温マイナス3度。去年の今頃に比べると10度くらい暖かい。

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10時に参加者とサポートスタッフ全員が集まり、各人の紹介と班分けを行う。2班に分かれ自分は1班。1班の参加者は自分を入れて3名、スタッフ4名の計7名(2班はもう少し人数が多かったが遅れて参加した人もいて総数は不明)

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ビジターセンター向かいの薬師神社に向かう。

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神社前の広場には一昨日スタッフが作ったイグルーが1基立っていた。

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広場の積雪は1.1mほど。平年に比べると雪は少ないがイグルー作りには問題ないとのこと。各班ごとに立てる場所を決める。

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まずはイグルーを立てる場所の雪を踏み固める。今回は班ごとに作り方を変えたそうで、1班はソフトブロックとハードブロックを使って作る新しい工法、2班は普通にブロックを積み上げるオーソドックスな工法。

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ゾンデ棒を中心に内径が1.2mくらいになるように踏み固める。

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付近の雪を軽く踏み固めてイグルーを形作るソフトブロックを作る。

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ゾンデ棒をガイドに、ノコギリとスコップでソフトブロックを切り出す。

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1つのブロックの大きさは40cm x 20cmくらい。ブロックは大きい方がはかどるらしい。

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イグルーの中心に立てたゾンデ棒と周りの棒の内側にソフトブロックを積んでいく。

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ブロックはすぐになくなるので、急いで追加のブロックを切り出す。切り出しや積む作業は、参加者、スタッフが交代で行う。

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2段くらいブロックを積んだ状態。ブロックは台形に整形して、下側は平らにした方がきれいに積める。

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ブロックの角はノコギリで整形しながら、内側に傾斜をつけて積み重ねる。だいたいソフトブロックが積み上がった。

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今度はソフトブロックの周りに固く踏み固めたハードブロックを積んでいく。

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作業開始から1時間経ったところで休憩。

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スタッフが作ったイグルーの中で休憩する人も。中には大人2人が入れる。

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2班も順調に作業が進んでいるようだ。2班には外国人も参加していて時々英語の歓声が聞こえてくる。

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休憩時間が終わり、作業再開。

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外側にハードブロックがだいぶ積み上がってきた。

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天井部分はイグルー作りの一番難しいところ。うまく天井のブロックが乗るようにノコギリで整形する。

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天井部分の大きなブロックを乗せる。

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外形が完成したので入口を作りはじめる。

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入口に向かって手前の雪を掘り下げる。

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内側に積んだソフトブロックを取り出す。

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内部を丁寧に広げてほぼ完成。

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今日のイベントの作業時間は2時間。1、2班とも時間内にほぼ完成することができた。最後に記念撮影をして解散となった。

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解散後、イグルーの中でお昼ご飯を食べることにした。まずは薬師の泉で水を汲む。

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イグルーの中に入り、アルストでお湯を沸かす。外は少し吹雪いて来たがイグルーの中は静かだ。

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昼食はコンビニで買ったカップそばとおにぎり。

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食後、2班が作ったイグルーを見学。こちらの方が一回り大きく、内部も広かった。

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改めて自分たち1班が作ったイグルーを観察。2つの工法の違いを考えてみる。

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再び中に入ってコーヒーを飲む。

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コーヒーを飲みながら、しばしまったりする。

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隣のイグルーでは、今回指導していただいたスタッフがイグルーの中で泊まる準備をしていた。毎年、作ったイグルーの中で一晩過ごしているそうだ。外の気温が下がっても中は0度くらいで、暖房がないのでロウソクの火がとても暖かく感じられるそうだ。

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薬師神社前に立つ3基のイグルー。13時半過ぎにビジターセンターに戻り、ペレットストーブに当たりながらスタッフと少し話しをした後、盛岡に向かった。

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