網張ビジターセンター主催のスノーシューハイク「クリスマスを新雪の網張の森で」に参加した。スノーシューハイクに参加するのは今年1月29日以来だった。
9時前の気温はマイナス8度。天気は穏やかで風もなく、絶好のスノーシューハイク日和となった。
今回の参加者は自分を入れて19名+ボランティアスタッフ8名+センター職員2名の計29名。2班に分かれての行動となった。
各班ごとに出発前のミーティングを行い、センター前でスノーシューを装着。
今回もスノーシューはレンタルした。ストックと合わせてレンタル料は100円。
センターから少し登ったところにある網張薬師神社で準備運動。
神社の脇にある「薬師の泉」は冬でも凍らずに流れていた。水温8.4度。いつかこの清水でコーヒーを淹れてみたい。
神社から一列になってスノーシューハイク開始。
観察ポイントでのスタッフ解説。木に付いた黄色のキノコは「ヤマブシタケ」 山伏が衣の上に着る篠懸(すずかけ)衣の飾りに似ているのが名前の由来だそうだ。確かにそんなふうに見える。
冬芽の解説。スタッフの声が遠く、説明が聞こえない。
何の木の芽だろう?(写真はピンボケ)
吊り橋を渡る。吊り橋の向こうは網張スキー場。スキー場は前日にオープンしたらしい。
吊り橋を折返し、キャンプ場方面に向かう。スタッフがストックで指し示しているのは「コエゾゼミ」の抜け殻。
途中休憩。
青空から曇り空に変わってきた。
網張キャンプ場、到着。
キャンプサイトは1m弱の雪に埋もれていた。
自由時間。キャンプ場の新雪の上を歩いたり、坂をお尻で滑り降りてみたり。各自、自由に雪遊びを楽しむ。
今日はクリスマスイブ。自由時間の後、サプライズのお楽しみ会がはじまった。
トナカイを先頭にサンタクロースが山から下りてきた。
何やらプレゼントの袋らしきものが。。。
参加者全員にサンタさんからプレゼントが渡される。
小さなクリスマスツリーをいただいた。実はスタッフの手作りらしい。
最後に全員でクリスマスソングを合唱。まさかこんな展開になるとは。。。
12時前にセンターに戻り、班ごとにミーティングの後、解散となった。
今回のイベントで26年ぶりにAさんにお会いした。1997年10月10日、6名で岩手山に登っていたときトラブルが発生し、警察への救助要請をアマチュア無線で中継していただいたのがAさんだった。翌日には初冠雪となった寒い日だったので、誰とも連絡がとれなければ大変なことになっていたかもしれない。Aさんは80歳になられていたが、とてもお元気で、当時のこともよく覚えておられた。センターのボランティアスタッフとして活動されているので、またそのうちお会いできるかもしれない。