冬の岩神山を目指した。岩神山には去年の3月にも登っている。今回は山のベテランMさんにも同行していただいた。Mさんは区界高原の登山コースはほとんど歩いているそうだ。
7時半、盛岡出発時プラス2度。小雨が降っていたが区界の手前で雨が雪に変わった。8時半、ウォーキングセンター着。今日は休館日。11月から3月までは月、木がお休み。
センター前でMさんと合流して8時55分、タラボコースから登山開始。ここ数日は誰も登っていないようで踏み跡はなし。スノーシューを履いた。
動物の足跡や木々を眺めながら、ゆっくり登る。
ここにもオオウバユリがあった。
登るにつれて木々が白くなってきた。雪が湿っていて重い。
10時09分、岩神山に向かう分岐に到着。湿った重い雪の中を岩神山までラッセルするのは厳しいので、今日はかぶと山荘までにした。
かぶと山荘に向かう。雪で霞んだ林が幻想的で美しい。
スノーシューを履いていても膝下まで沈むところもある。
やっと、かぶと山荘が見えてきた。
10時35分、かぶと山荘到着。
入口の階段を除雪するMさん。
山荘の薪ストーブを点ける。自分のキャンプ用の薪ストーブより、かなり大きい。
薪は山荘の奥に大量に積まれている。その中から太い広葉樹を2本、ストーブの底に入れ、焚き付け用に薪を細く割り、杉の葉とシラカバの皮を火口とする。火口もたくさんストックされていた。
ファットウッドとファイヤースターターで着火。
順調に燃え始めた。大きな薪ストーブは暖かい。
お湯が湧いたところで昼食にする。
食後のコーヒーを飲んでいたら、Mさんのお知り合いのプロ登山ガイドOさんがお客さんと2人で山荘に入ってきた。薪ストーブを囲んで4人でおしゃべり。Oさんから、うどんとパーコレーターで淹れたコーヒーをご馳走になった。
14時、山荘出発。先に出発したOさんたちのトレースを辿る。Oさんは正規のルートは歩かず林の中を自由に歩いていく。
トレースを辿って草原コースに出た。
15時03分、ウォーキングセンター着。今日は岩神山には登れなかったが、薪ストーブを囲んでのんびりできたし、MさんやOさん達から山の話しをたくさん聞けた。山頂を目指さずとも、こんな山歩きも楽しい。