盛岡の最低気温はマイナス1.7度。少し冷えたが一日中天気は良さそうだ。区界高原の岩神山に向かった。岩神山は先週登った兜明神岳から北に約1.5kmのところにあり、標高は1103m。兜明神岳より100mほど高い。
今回も区界高原ウォーキングセンターから登る。登山口周辺の雪は1週間でさらに融けていた。センターの職員に、昨夜はマイナス7度くらいまで下がったのでツボ足で大丈夫だろうと言われたが、念のためスノーシューを持った。
大きなシラカバの皮が登山道に落ちていた。
かぶと清水に到着。かぶと山荘から一番近い水場だが、ほとんど水が流れていない。水の現地調達はたいへんそうだ。
ひたすら雪道を登る。
うまっこ広場に出た。
シラカバとダケカンバの混生林が美しい。
ここにも大きな皮が落ちていた。
登山口から約1時間半で山頂着。2時間以上かかる思っていが意外と早く着いた。山頂は低木に囲まれていて眺めが悪い。
山頂の近くに岩場があったので登ってみた。
岩場の上から岩手山方面がよく見える。
岩手山。
姫神山。
早池峰山は木に隠れて、ちょっと残念。
岩の表面の雪が融けて凍り、足場が危うい。
20分ほど景色を楽しんで岩場を下りた。
山頂から源流コースで、かぶと山荘を目指す。途中、兜明神岳が見えた。山の形がティピーテントのようだ。
またしても巨大な皮を発見。ごっそりと幹から剥がれ落ちていた。
山頂から1時間ほどで、かぶと山荘到着。カップル2組が昼食中だった。
アルストでお湯を沸かして昼食。
今日は昔、家族が使っていたデイパックを持ってきた。容量は15〜20リットルくらいだろうか。とても背負いやすい。
スノーシューは今回も出番なしだった。
かぶと山荘から兜明神岳が見える。
下山後、ウォーキングセンターの薪ストーブの前でコーヒーを飲みながらまったりする。ちょうどミーティングの準備をしていた、かわい山岳会の方に、桐ノ木沢山を勧めていただいた。早池峰山の眺めがすばらしいとのこと。
帰りに立ち寄った道の駅区界高原からの兜明神岳。今日登った岩神山は兜明神岳に隠れて見えない。この道の駅、新区界トンネルの開通でメインルートを外れ、ちょっと寂しい感じになってしまった。