網張ビジターセンター主催のスノーシューハイクに参加した。
9時過ぎの気温はマイナス13度。快晴だが風が強く、外にいると顔が痛い。
網張温泉の隣にあるビジターセンターの存在は以前から知っていたが、中に入るのははじめてだった。ちょっとした案内所的なところかと思っていたが、広いラウンジや展示スペースもある立派な施設だった。
スノーシューは自分のを使ってもよかったが、他のスノーシューも使ってみたくてレンタルした。ストックと合わせてレンタル料100円は安い。
山関係の図書も充実している。この棚の裏側にも本や資料がたくさんあった。
外でスノーシューを履く。自分のより縦に長く幅が狭い。これだと足がぶつからなくて歩きやすそうだ。
今日の参加者は自分を入れて10名。ビジターセンターのスタッフ2名が引率。半分以上がスノーシュー初体験者だった。
準備体操して10時過ぎに出発。キャンプ場入口辺りから林に入る。
歩きはじめてすぐにヤドリギを付けた大きな木があった。スタッフの話しではヤドリギには、いろいろな伝説や言い伝えがあるらしい。
先頭のラッセルを10人で交代しながら進む。
テンの足跡。
ヤマブドウのツル。
風はあるが青空が気持ちいい。
ブナの枯れ木とツルアジサイ。マダム・シャンデリアと呼ばれている。
雪に埋もれた道標。実はかなりの高さがあるらしい。雪のないときにぜひ確認してみてと言われた。
熊の爪痕。
林の中はミズナラやダケカンバが多い。
歩きながら、スタッフがいろいろと教えてくれるので勉強になる。
網張薬師神社の鳥居。
神社前の広場には、前日のイベントで作ったイグルーが5つ並んでいた。
約1時間半のスノーシューハイクが終わって網張温泉に戻ってきた。
ビジターセンターでスノーシューとストックを返却して解散。
イグルーの中で休憩OKとのことだったので、中でコーヒーを飲むことにした。
中はきれいに雪ブロックが積まれていた。前回相の沢キャンプ場にあったイグルーと大きさはほぼ同じ。
中でコーヒーを飲む。相の沢で焙煎した豆を使った。
今回使わせてもらったイグルーは外形約1.8mで、作るのに4〜5人で2〜3時間かかるらしい。イグルー、自分でも作ってみたくなった。全国的にもイグルー作りが流行っているらしい。