岩洞湖家族旅行村に様子見に行ってみた。まだ雪があってキャンプ場まで入って行けないかもしれないと思っていたが、路肩に残雪はあるものの、奥のピクニック広場まで問題なく車で行けた。途中、大きな鹿が2頭、目の前に出てきてびっくりした。
湖畔サイト。ほとんど雪はないが地面は湿っていた。
湖の水位は去年の秋と変わらない感じだ。雪解け水でこれから水位が上がってくるかもしれない。
最近誰かがキャンプしたような形跡があった。
管理棟に行ってみる。シャッターが閉まっていた。家族旅行村の利用期間は5月1日から10月31日まで。
オートキャンプ場の入口も閉鎖されていた。
ピクニック広場。雪が解けて湿った感じだった。
ピクニック広場も湖畔サイトも、トイレは施錠されていた。
奥の方にはまだ雪がある。
湖畔サイトに戻って、落ちている木で遊ぶ。
ボウソー(Bow Saw)を作ってみる。スウェーデン製の乾燥木用ブレードを購入した。とりあえず、シラカバの枝をフレームにしてみる。
今日使うナイフは、先日、野遊び再開2周年記念に買った、モーラナイフ ガーバーグ サバイバルキット。ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーが付いている。ガーバーグにはブラックカーボン製とステンレススチール製があるが、あえてステンレス製を選んだ。
ヘレナイフのような優美さはないが、この手のナイフにしては安価で、機能的で、壊れるのを気にせずガシガシ使えそうだ。刃長、刃幅、刃厚ともに自分にはちょうどよく、威圧感がなく、特に持ったときの重量感がとてもいい。
拾ったシラカバの枝は力を入れて曲げたらすぐに折れてしまった。しなりの良い生木が欲しいが生えている木から採るのは憚られる。小枝を集めた小山があったので、そこからできるだけしなりの良さそうな木を捜した。
太いところの直径が3センチ、長さ90センチくらいの枝を選んだが、このままでは硬くてしならない。木の厚さの半分くらいまでナイフで削る。
時間をかけて細かく調整しながら削り、やっとブレードを取り付けられると思ったら、真ん中からポッキリ折れてしまった。薄く削りすぎたようだ。
気を取り直して再度、適当な枝を探す。今度はあまり削らなくてよい細めの枝を選んだ。
なんとかボウソーの形になった。
ブレードを留めている部分。枝にナイフで切れ込みを入れ、ストッパー用のくぼみを作り、小枝でブレードを固定している。
とりあえず直径6センチくらいの木を切ってみる。楽勝で切れる。
直径7.5センチ、10センチもOK。いつも使っているシルキー・ゴムボーイより楽に早く切れる。もっと太くても切れそうだが、今回作ったボウソーはフレームの枝が細いので、もう少し太めの枝で作り直した方がよさそうだ。
ボウソー作りに夢中になっていたら、あっという間に16時過ぎてしまった。駐車場にわずかに残った雪もすぐに解けそうだ。
岩洞湖の氷もほとんど解けている。
家族旅行村、オートキャンプ場以外はもうキャンプできそうな感じだが、そろそろ冬眠から目覚める熊が気になる。熊の糞らしきものを湖畔サイトで見かけた。今年は雪解けが早いので、お腹を空かせた熊がすでに活動をはじめているかもしれない。