あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

一本杉園地キャンプ場 その54

盛岡の最低気温はマイナス0.8度。今日はくもりのち晴れ、明日からは天気が下り坂の予報だ。しばらく薪ストーブにも火を入れていない。午前中の所用を済ませてから一本杉に行ってみた。

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12時過ぎに一本杉着。誰もいない。積雪は約5センチ。道路からキャンプ場への通路はまだ普通車でも入って行けそうだ。日差しが暖かい。

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気温が上がって地面の雪が融けてきた。融けた雪の上にテントを張りたくない。一箇所だけ広く雪のない場所があったので、そこにテントを張ることにした。上に松の木があるが枝にはまったく雪が着いていないので落雪の心配はなさそうだ。

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テントのガイロープに温度計の外部センサーを取り付ける。

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設営が終わったところで先日ご近所さんからいただいたネムノキを割ってストーブ用の薪を作る。ネムノキはご近所さんが切ってから1年くらい経っているので、いい感じに乾燥している。

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上空を陸自AH-1Sが通過していった(写真がうまく撮れなかった) 八戸駐屯地の機体だろうか。姫神山は飛行ルートになっているのか毎回のようにヘリに遭遇する。

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焚き火で使う木を拾いに林に入る。ガサッと大きく笹が揺れた。動物だろうか? ちょっと引っ張ると根元から簡単に抜ける立ち枯れ木を探した。

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木の根元部分は雪で湿っている。火が着きにくかったときのために持参した薪も用意したが、焚き火は現地で採取した薪を使いたい。

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まだ16時前なのに、もう暗くなりはじめた。気温も下がり、積もった雪が凍ってきた。

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焚き火をはじめる。Fさんからもらった着火剤を使い、ライターで火を点ける。Fさんの着火剤は2つ同時に火を点けて向かい合わせにすると火力が増していい感じだ。

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暗くなりはじめていたが焚き火でコーヒーを焙煎する。先月ここで焙煎してうまくいったミャンマー産の生豆を再度使ってみた。ほとんど気のせいかもしれないが、このミャンマー産のジーンアスコーヒーは焚き火焙煎と相性がいいように思う。

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焙煎している間にもどんどん暗くなっていく。f:id:akibitokun:20221214175924j:image

暗くなって煎り加減が判りにくい。30分ほど焙煎したところでやめておいた。

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17時にはすっかり暗くなった。気温はマイナス2度。風はほとんどない。拾った木を燃やし尽くしてからテントに入った。

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薪ストーブを点けて、固形燃料でご飯を炊く。

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夕食はコンビニサラダとおでん。ご飯は少し芯が残っていた。40分は浸水したが、また水加減を間違えたか? どうもこのところうまくご飯が炊けない。

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アマゾンのブラックフライデーセールで買った一酸化炭素警報器を試してみる。テストモードにするとけたたましい音がする。夜中に鳴ったらご迷惑になりそうな音量だが、これくらいでないと警報にならないのかも。

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同じくアマゾンのブラックフライデーセールで買ったストーブファンも試してみる。小さなテントで使うなら、これだけでも十分暖かい。が、回転している羽にうっかりケトルを当ててしまったり、飯盒やフライパンを乗せるスペースが狭くなってしまったり、小さなストーブではあまり使い勝手がよくない。

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19時の外気温はマイナス3.4度。テント内は26.43度。20時の外気温は0.04度。テント内は35.68度。外と中の気温差があり過ぎる。風はほとんどなく、星がきれいだ。

タブレットにダウンロードした映画を見る。このところ泊りの夜はタブレットでコミックを読んだり映画を見たりしている。せっかくのキャンプの夜を家でもできることに費やしていいのか?とも思う。テントの中に籠もっているとき、他のキャンパーさんはどう過ごしているのだろう?

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映画を1本、ドキュメンタリーを1本見たら午前1時を過ぎてしまった。時々強い風が吹いてテントがバサバサと揺れる。ストーブに太めの薪を2本突っ込んでシュラフに入った。

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5時半に目が覚める。風が強い。今日は天気が悪くなる予報なので薪ストーブは点けず早めに撤収すべきだが、やっぱり寒いので薪ストーブを点けた。朝食はコンビニのパンと春雨ワンタン。

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朝早くは雪が降っていたが次第に雨に変わった。悪天候の撤収は予想していたが、雨は厄介だ。

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10時前に一本杉を出た。気温は3度。今回はキャンプ場に着いてから出るまで、誰一人キャンプ場に来なかった。静かでいいがどこか寂しくもある。