あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

馬返しキャンプ場

馬返しキャンプ場は岩手山柳沢コースの登山口、標高約630mのところにある。柳沢コースは登山者が一番多い人気のコースで、自分も登るときは、このコースを一番多く利用していた。登山口の側にキャンプ場があることは知っていたが、いままで一度も足を踏み入れたことがなかった。キャンプ場の利用時は滝沢市観光物産課に予め連絡する必要がある。この日は利用前に電話で届け出した。

馬返し駐車場。紅葉のシーズンなどは広い駐車場が満車になることもある。

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駐車場からは岩手山の頭しか見えない。

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登山口。ここから少し先に行ったところに、もう1つのトイレと湧き水があり、登山届もそこで書いて投函する。

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駐車場近くにあるトイレ。

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炊事場。なぜか薪が積んであった。勝手に使ってもいいのかは不明。

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水道は炊事場のすぐ隣にあるが、屋根がかかっていない。

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キャンプサイトは広いが、ほとんど傾斜していてテントやタープが張りにくい。写真では傾斜の具合がわからないが、平らな場所は炊事場の少し下にわずかにあるだけだ(それでも少し傾斜している) この画像では奥に向かって傾斜している。

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右側の駐車場方向に向かって傾斜している。

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キャンプサイトは駐車場から数メートル上の斜面にあり、荷物の運び上げがたいへん。この細い獣道のようなところを通るのが駐車場には一番近いが、かなりの傾斜がある。ワゴンは使えない。

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傾斜していてテントもタープも張りにくいので、ハンモックを張ってみることにした。いつもはコットの上に蚊帳代わりに使っていて、本来の使い方をするのは初めてだ。

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木の幹にロープを固定するのに苦労した。片側はハンモック付属のロープを使いエバンスノットで固定。もう片側は付属ロープの長さが足りなかったので、100均のガイロープを2重にしてエバンスノットで固定した。体重がかかるところなので強度がある固定方法が必要だ。

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蚊帳が顔に当たらないよう、両側にポールを立てて引っ張った。足側の引っ張りは省略した。

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ハンモックに入ってみる。白樺の木が日除けになり、時々吹く風も涼しく爽やかだ。適度な揺れもあり、これはいい。

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昼食は簡単にカップラーメンとコンビニおにぎり。それに途中の無人販売で買ったトマト。3個で100円。焚き火はなし。アルコールストーブでお湯を沸かした。

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ハンモック、使ってみるとすごくいい。こんなに快適だとは思わなかった。しかし、適当な間隔の木がないと張れないのが難点。相の沢でもハンモックを使っているキャンパーを何度か見ているので愛好者は多そうだ。

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馬返しキャンプ場はほとんどが斜面だし、荷物の運搬もたいへんなので、ちょっと使いにくいキャンプ場ではあるが、ワイルドなキャンプを楽しめそうだ。