八幡平市の妻の神(さいのかみ)広場キャンプ場に来た。地元Youtuberさんお勧めのキャンプ場だ。2004年頃、地元アマチュア無線クラブのイベントで一度来たことがあったが、当時はここがキャンプ場であることすら意識になかった。広々として管理の行き届いたすばらしいキャンプ場だ。
キャンプ場から岩手山が見える。盛岡から見る岩手山とは姿が逆だ。
キャンプ場のすぐ側には松川が流れている。川の流れる音が大きく響いてくる。河原に降りて川遊びも楽しめるようだ。
広々としたキャンプサイト。先客が3組いた。
炊事場は1つ。内部はきれいに掃除されている。
テントデッキもいくつかあった。
左が管理棟で右はトイレ。トイレはもう1箇所、計2箇所ある。
管理人さんは気さくな感じの人だった。受付後、10分ほど立ち話しをした。キャンプ場は県の施設で八幡平市が委託管理しているとのこと。多い日には50組以上のキャンパーが来るらしい。協力金として施設使用料300円+テント1泊500円、計800円支払った。
車で乗り入れできるオートキャンプ区画が7つある。フリー区画も通路に車を駐車してそのまま宿泊できる。荷物の積み下ろしが楽だった。
先客3組から離れた場所にテントを張った。今回のテントはムーンライト2。小川張りにして前室を広く確保した。
焚き火の準備完了。
焚き火をしてお湯をわかす。
夕食のメインはレトルトカレー。当初の予定ではキャンプ場近くの産直で食材を仕入れて夕食を作るつもりだったが、産直に行く時間が遅かったせいか、メインになりそうな食材は入手できなかった。とりあえず、味噌とあんこ餅だけ買って直近のコンビニに向かうが、コンビニは個人商店で品数が少なく、これと言って食べたい食材がなかった。というわけで、悩んだ末にレトルトカレーになってしまった。
産直で買ったにんにく味噌。まずはこれを炊き立てご飯にのせて食べる。にんにくが効いてうまい。自分的にはもう少し甘みがあった方がよかった。
にんにく味噌でご飯を半分食べ、空いたところにカレールーを流し込む。普通にうまいが、キャンプでも固形のルウを使ったカレーを作ってみたくなった。
食後のデザートは産直で買った玄米あんこ餅。玄米のつぶつぶした食感がいい感じでおいしい。玄米のあんこ餅は初めて食べた。
暗くなって寒くなってきた。火の粉が飛んできてもいいように、ポンチョを着て焚き火を楽しむ。
朝食は菓子パン、ドリップコーヒー、ゆで卵のみ。
昨夜は寒さであまり眠れなかった。フリースの寝袋だけで十分だろうと思っていたが、寒くていつもの寝袋の中にフリースの寝袋を入れて2重にしたが、それでも寒かった。夜中にトイレに行った時、空を見上げると満天の星空。あんなにきれいな星空を見るのは本当に久しぶりだった。寒さを忘れて知っている星座を探した。テントに戻るとタープの裏側が夜露でびっしょりと濡れていた。
今回はテントにムーンライト2を使った。購入後、初めての宿泊となった。1人で使うには広くゆとりがあり、ジッパーの開閉もスムーズで開けやすい。ティピーテントやパップテントのように今時のマニアっぽい感じはないが、実用的で安心感のあるすばらしいテントだ。