キャンプ仲間お勧めの岩洞湖家族旅行村キャンプ場に行ってみた。GWが終わったので静かに過ごせそうだ。
湖からの風が強い。やっとのことでテントを張った。このキャンプ場、平らなところが少ない。
すでにお昼を過ぎていたので、昼食は手っ取り早くカップラーメンで済ませた。
食後、キャンプ場内を散策。トイレは水洗できれい。
対岸にあるオートキャンプ場。この湖畔のキャンプ場は無料だが、オートキャンプ場は有料となる。
白樺の木が多い。ハンモックを張るのも良さそうだ。昔行った北海道の野営場を思い出す。
白樺の皮も拾い放題。
ゴミ置場。ちゃんと分別して捨てられるようになっている。公共のキャンプ場はゴミ持ち帰りがほとんどなので、ゴミ置場があるのは珍しい。
落ちている木を拾い、薪を準備する。
明朝の盛岡の最低気温は2.8度の予報。ここは本州で最も気温が低い地区なのでかなりの冷え込みになるかもしれない。テントにタープを被せて防寒対策しておく。
だいぶ陽が傾いてきた。
焚き火の準備をする。強かった風も18時過ぎにはだいぶ治まってきた。
拾った白樺の皮を着火剤にする。焚き付け用の細い枝は必要ない。
ご飯は0.5合。100均の固形燃料で自動炊飯。
夕食用にカレーを作る。材料の野菜は家で切って来た。
ソロストーブでカレーを作ったことはあるが、焚き火でカレーを作るのは初めてだ。
炊きたてご飯にカレー、おいしい。
食後、22時頃までずっと焚き火をしていた。19時過ぎにはほぼ無風となり、星と半月がきれいだ。吐く息が白く、焚き火がないと寒い。
テントに入りローソクを点ける。このローソクは先日実家の物置から出てきた数十年前のもの。使いかけの短くなっているものを先に使った。昔、どこかの山小屋で使った残りだと思う。
午前1時頃シュラフに入ったが寒くて3時前に目が覚めた。とにかく寒くて眠れない。シュラフの中で丸くなって明るくなるのを待った。
4時半に外に出てみる。霜が降りてタープが白くなっていた。タープを被せていなかったら、さらに寒かったと思う。
朝日が昇ってきた。
湖面や林が朝日に染まって美しい。
寒いのですぐに焚き火する。白樺の皮に直接ライターで火を付けた。
ガンガン燃やして暖をとる。今朝の盛岡の最低気温は2.8度。後で調べたら、ここ薮川の最低気温は午前4時過ぎにマイナス4.4度だったらしい。さすがは本州一寒いところだ。
5時に朝食。熾火でレーズンパンを焼いた。焚き火で焼いたパンはうまい。この他にタマゴとベーコンも焼いた。
霜が融けて濡れたタープを乾かす。
朝のキャンプ場内を散策。あちこちに白樺の倒木があり、皮も拾いたい放題だ。
集めた皮。
左が今回集めた皮。右が運動公園で拾った皮。ぜんぜん皮の質が違う。運動公園で拾った黒っぽくて質の悪そうなものは処分した。
また焚き火をして10時におやつ。アーモンドクッキーとドリップコーヒー。
おやつの間にサツマイモを焼く。
焼き過ぎた。細くて小さい芋だったので、もう少し焼き時間を短くすべきだった。失敗。
昼食にリンちゃんのスープスパゲティもどきを作る。
昼食後、食器の片付けをしていたら、外国人の女性に声をかけられた。先ほど対岸のオートキャンプ場付近で熊を見かけたので注意するよう言われた。ご主人もいっしょでカヌーをしに来たとのこと。アメリカ人のご夫婦で現在は滝沢市に住んでいるらしい。ご厚意でカヌーに乗せてもらった。カヌーに乗るのは15年ぶりだった。
キャンプ仲間お勧めだけに、すばらしいキャンプ場だった。寒かったが新たな出会いもあり、よいキャンプだった。