去年の秋、八幡平の知人にいただいた白樺がだいぶ乾いてきた。手持ちの焚き火台で燃やすには大き過ぎるので割って小さくしたい。住宅地で斧や鉈を振るっていたらアブナイおじさんと思われるので人目のつかない河原に行ってみた。
よさそうな場所に車を停める。林の向こうに川が流れている。
早速、割り始める。真ん中からスパッと割れると気持ちいい。
あっという間に小割りになってしまい、何か物足りない。
林の中に入ってみると倒木や流されてきた木が転がっていて、誰かがそれらを切った跡があった。ここで薪を採取している人がいるようだ。
自分もマネして倒木を少しだけ切ってみた。太さは人の手首か腕くらいだが手持ちの小さなノコギリで切るのは結構たいへんだった。
割って細くしてみる。倒木で枯れているかと思ったが、割ってみると生木のような臭いと湿り気があった。
近くでキジがうるさく鳴いていた。そろそろ蚊も出てきた。
割った薪はトランクルームに積んで保管しておく。