2024年元日、陽が差して穏やかだ。午前中、電話で親戚に新年の挨拶をした以外は正月といっても特にいつもと変わらない。午後からも天気が良さそうなので相の沢に向かった。
12時、駐車場着。0度。車が30台以上ある。キャンプ場に行ってみるとテントが1張りのみで閑散としていた。年越しキャンプのテントがズラリと並んでいると思っていたので意外だった。もう12時過ぎなので撤収した後だったのかもしれない。
鞍掛山に登ろうと思っていたが、風は少しあるものの、牧野のコンデションは良さそうだ。春子谷地展望台に向かうことにしてスノーシューを履いた。
銀河コースから牧野に入る。
牧野には新しいスノーシューの跡がある。誰か先に歩いている人がいるようだ。
鞍掛山の向こうに真っ白な岩手山が見えてきた。
ヤドリギをたくさん付けた木。相の沢牧野のシンボルツリー?
向かい風だが地吹雪が舞うほどではない。
牧野の上の方で若い女性とすれ違った。スノーシューにカメラだけの軽装だった。
女性の足跡を辿って展望台を目指す。
案内板の「春小谷地」は間違い?
展望台直下の登り。
13時17分、展望台着。青空をバックに鞍掛山と岩手山が美しい。
標柱から少し離れた雪面をスノーシューで踏み固める。積雪は20〜30センチ。
ハーフピラミッド張りでタープを立てる。
立ち木を利用してロープを引き、内部を広くする。
アルストでお湯を沸かしてコーヒーを飲む。タープの中が暖かく、眠くなってしまうほど穏やか。
春子谷地、3度目(1度目は途中撤退)にして最高の景色を楽しめた。双眼鏡も持ってきてよかった。
15時、撤収完了、展望台を出る。
過去2回は地吹雪で銀河コースを下ることができなかった。今回はじめて銀河コースを下る。
3分の2ほど下ったところでキャンプ場方向に進む。
展望台から40分ほどでキャンプ場に至る道に出た。
キャンプ場はテントが1張り増えていたが、それでも2張りしかない。穏やかで去年に比べれば雪も少なく、キャンプには良さそうなのにキャンパーが少ないのは意外な気がした。
帰り道、ラジオで能登地方に大きな地震が発生したことを知った。大津波警報が発令されている。親戚や友人がいる新潟が心配だ。状況をみて安否確認したい。