今朝の最低気温はマイナス2.7度。今日は雪は降らないようだ。一本杉に様子見に行ってみた。10時前に一本杉着。車の温度計は0度。風がある。先週後半に降った雪はほとんど溶けていたが霜柱があちこちにあり、通路の土もタイヤの跡のまま凍りついていた。
今日はDDタープ3.5x3.5でクローズド・ウェッジ張りを試してみた。寒い日にすばやくクローズタイプのタープが張れる。地面が凍っていてペグが刺さりにくい。
アマゾンのブラックフライデーセールで買った温度計の外部プローブを地面から1.2m付近に取り付けた。高さは百葉箱を参考にした。温度計本体はタープ内に置いてもよかったが、プローブと同じくポールのガイロープに巻きつけた。外部プローブはマイナス40度まで±0.5度の精度で計測でき、気温と湿度は本体表示とスマホアプリで確認できる。
設営後、林に薪拾いに入る。去年の夏、バイクツーリングのキャンパーが「今夜は久しぶりに肉を焼いて食べるんですよ」と言って、ハスクバーナの手斧を持って林に入って行ったのを思い出す。その頃の自分は近くに落ちている小枝や松ぼっくりを燃やしていた。
乾いた木を拾えた(実は乾いていなかった?)
トイレが閉鎖されていた。これは困った。携帯用トイレが必要になりそうだ。
今日は焚き火が不調だ。なかなか火が付かない上に炎に元気がない。乾いていると思った木がだんだんと湿ってきた。凍っていた内部の水分が溶けたのだろうか?一見乾いているように見えても、この時期に拾う木は要注意だ。手っ取り早く焚き火で暖まりたいなら、乾いた薪を持参するのがよさそうだ。
タープの中で昼食。
ガスストーブも点けた。
昼食後も外でしばらく焚き火をしていたが風があって寒い。熾をソロストーブに突っ込んでタープの中に避難した。
今日は焚き火でコーヒー豆を焙煎するつもりだったが諦めてドリップコーヒーにした。
沸かしたお湯をグランテトラに入れて抱いていると暖かい。
横になってコンビニでもらったHOT PEPPERをながめていたら眠くなってきた。
3時のおやつ。お湯は飲む分だけアルストで沸かした。外の気温はマイナス0.13度。
おやつが終わって撤収をはじめる。雪がパラパラ降ってきた。
自衛隊の演習場から爆発音が大きく響いてくる。単発の爆発音ではなく、雷鳴のようにゴロゴロと響く何やら不快な音だ。演習場方向を見ると赤い光が連続して光っている。火砲の連射だろうか?榴弾砲の炸裂音とは何か違った感じに聞こえる。あとで訓練予定を調べたら、この日は火砲による実弾射撃訓練の他に爆破訓練の予定が入っていた。爆破の音と光だったのかもしれない。
16時過ぎの気温はマイナス1度、地表付近はマイナス2.6度。霜柱も凍った通路も、まったく溶けずに来た時のままだ。これからさらに気温が下がっていきそうだ。
16時半前に一本杉を出る。どんどん暗くなっていく。この時期のデイキャンはのんびりできない。
寒さに体が慣れていないせいか、覚悟が足りないせいか、風があったせいか、0度前後にしてはとても寒く感じられた。去年の今頃はどうだった? 記録によるとそれほど寒さを気にすることもなくデイキャンを楽しんでいたようだ。薪ストーブは導入したものの今年この先、冬キャンを楽しめるだろうか? いまのところはそんな気がしない。