キャンプ仲間のTさんが一本杉でロシア製薪ストーブ・ポシェホンカのテストをするというので行ってみた。ついでにDDハンモックにアンダーブランケットを取り付けるテストと薪ストーブのすき間対策をやってみた。
Tさんのポシェホンカ。無骨感あふれる薪ストーブ。
ブリキ缶を横にして穴を開けただけのような簡単な構造なのに、とんでもない火力を発生する。見に行ったときは燃焼セーブ中だったが、この後、本気モードに移ったらしい。
火力調整蓋を付けるとブタの鼻みたいでおもしろい。
Tさんとコーヒーを飲む。今日はTさんにレンメルコーヒーを淹れていただいた。やはりレンメルコーヒーは複数人で楽しみたい。
いつもの場所にハンモックとティピーテントを張った。
ハンモックにアンダーブランケット(アンブラ)を装着してみる。
ネットの動画で取り付け方法を調べ、装着後、同じアンブラを使っているTさんに正しく装着できているか確認してもらった。
アンブラを取り付けたハンモックに横になると背中が暖かい。これがあれば寒い時期でもハンモックを楽しめそうだ。
前回に引き続き、ティピーテントに薪ストーブを入れてみる。
前回、煙突ガードとテントの隙間が気になったが、100均の焚き火シートとクリップですき間を塞ぐようにしてみた。これでうまく雨や雪を防げるか? あとは実際に試してみるしかない。
薪ストーブでお湯を沸かし、昼食にする。
昼食は途中のコンビニで買った、あさり弁当とどん兵衛天ぷらそばミニ。
食後、弓ぎり式火おこしを試してみる。今日は天気がよく乾燥しているので火おこしをやってみるチャンスだ。道具は全部100均で揃えた。
火きり板にガイド用の小さな穴を開け、火きり棒を弓で引いて穴を広げる。
穴が黒くなっているが、まだ本格的に火おこしする前の段階。
ナイフで切り欠きを作り、摩擦熱でできた黒い粉(火種)を落とす。
火種を集めるために、板の間に乾いた葉っぱを挟む。
この時点で火きり棒の先端は真っ黒になっている。
本格的に弓を引き火種を作る。弓を引いて間もなく煙が出始める。煙が出たら更にチカラを入れてスピードアップする(写真は火種を燃えさしに移した後の状態)
切り欠きに溜まった火種を麻縄をほぐした燃えさしに移し、息を吹きかける。しかし、着火すんでのところまではいくが燃え上がらない。大量の煙にむせてうまく息を吹き込めなかったり、燃えさしの熱さにビビってしまい、うまく行かなかった。
Tさんにもやってもらったが、うまく行かない。この後、2人で行う「ひもぎり式」も試してみたが、やはりうまく行かなかった。
黒い穴だけが増えていく。今日は失敗だったが、何が敗因だったかはなんとなく判ったので次回リベンジしてみたい。こうして苦労して火おこしを試してみると、マッチやライターのありがた味がよくわかる。
今日の一本杉は家族連れのグループがいて賑やかだった。こんなに騒々しい一本杉ははじめてだ。仲間とワイワイ楽しくやるのはいいが、他のキャンパーのことも考えてほしい。
グループが帰った後はいつもの静かな一本杉に戻った。今日の泊まりは5組。火おこしで疲れてしまい、撤収がキツかった。