約1ヶ月ぶりの一本杉園地キャンプ場。13時に着いた時、上の棚に車が1台。Fさんだった。Fさんに会うのは半年ぶり。少し話をする。
水は止まっていると思い、途中のドラッグストアで2Lのペットボトルを2本買って来た。案の定、炊事場もトイレも水は出なかった。
いつもの場所にテントを張ってから薪割りする。刃が欠けた斧は金工ヤスリと砥石で補修済み。
久しぶりに、ニトリで買った焚き火台を使ってみる。四角い焚き火台の四隅に薪を置いて「インディアンの火」もどきをやってみる。本来のインディアンの火は、丸太(直径12〜18センチ、長さ1mほど)を地面に放射状に置き、その中心に焚き付けを置いて丸太の先端から徐々に燃やしていく。ファイヤーサークルなどの直火ならやり易いが、焚き火台でどう燃えるか一度試してみたかった。
キャンプ場の上の方に根本から倒れたシラカバの木があった。トイレ掃除に来た管理人のSさんに許可をもらって先端部の枝を少し切らせてもらった。
切った枝でウインチ式のポットハンガーを作ってみた。
枝にロープを巻き付けてケトルを上下する。
16時半には辺りが暗くなってきた。日が暮れるのが早い。焚き火をはじめる。
薪の先端から徐々に燃えてくれることを期待したが、風向きやそれぞれの薪の状態でイメージ通りには燃えてくれない。いつか直火でインディアンの火をやってみたい。
熾火になったところで芋を焼く。自分で焼き芋するのは今季はじめて。
片面20分づつ計40分焼く。焼いている間に薪ストーブ点火。
焼き芋の出来はいまひとつ。あまり甘くないし、しっとりしていない。焼き方が悪かったか、芋が悪かったか。焼き芋は難しい。
夕食はおでんとパックご飯+ふりかけ。
食後は1時間ほどのドキュメンタリー映画を観たが、ぜんぜん面白くなかった。
22時の外気温は8.6度。風が少し。月と星がきれいな夜。今夜の泊りはFさんと自分の2組だけ。
眠くならないので「あおざくら」の最新巻を読む。
翌朝は8時前にやっと朝食。6時半過ぎに目が覚めたがシュラフの中でグズグズしていた。最低気温は午前5時頃のプラス6度。この時期としては暖かい朝だった。
朝食後、Fさんとコーヒーを飲む。Fさんは車中泊だったが寒くて何度も目が覚めたそうだ。こちらは冬用シュラフ+インナーで暖かく過ごせた。
コーヒーの後はのんびりと片付け開始。11時半にFさんが帰った。
12時過ぎにキャンプ場を出る。今日は祝日。カップルとソロのデイキャンが2組。
白いエプロンをかけた岩手山がきれいに見えた。今週末は雪の予報。雪のないキャンプは今回が最後になるかもしれない。