お仲間のTさんから市内のリユースショップにムーンライトⅢ (以下3型)のアイボリーがあると情報をいただいた。早速行って確認してみると、かなり状態がいいので購入した。3型はゆるキャンのリンちゃんテントとして人気のテント。ちなみに現行のムーンライト2(以下2型)も持っている。https://akibito.hatenablog.com/entry/2021/04/04/160111
暑いが早く張ってみたくて河原に行った。いつものように風が強い。
2型の専用グランドシートを敷いて、その上に立ててみる。2型とはサイズが違うがとりあえず。
グランドシートの上にインナーを広げる。
フレームを組み立ててインナー側のピンをフレームに差し込んで固定する。2型はフレームをインナーのグロメットに差し込むが、ここは大きく違っている。
フレームのソケットにインナーのゴム紐を引っ掛けて持ち上げる。ゴム紐のかけ方、間違っているかも。この引っ掛ける仕掛けも2型と3型で大きく違っている。
両方の出入り口にある計4箇所のフックをフレームに掛けて、フレームとインナーの結合完了。
少しラウンドした2型の出入り口と異なり、完全にA型になっている。フレームをもう少し横に広げてピン張りすべきだった。
付属のペグ10本。アルミ製で軽い。
フライシートをかけた状態。餃子みたい。
有名?なホワイトベアー。
フライシートの側面には2本のコードがあり、ペグで引っ張って固定する。このときインナー側のT字フック?を引っ掛けて内部を広げる。
出入り口巻き上げの留め具。リングになっていてフックを通しやすい。
両側に前室ができる。片側を出入り口、もう片側を荷物置き場にすれば、さらに内部を広く利用できる。
1990年に変更となった新しいロゴ(現行ロゴ)が使われている。詳しく調べていないが3型は1979年の発売以降、何度かマイナーチェンジしているようだ。入手した3型は状態から想像すると、2020年に廃盤になる少し前くらいに生産されたのではないだろうか。
内部は広い。縦幅は2型より10センチ短いが、横幅は15センチ長い。2型が2人用、3型は2〜3人用なので横幅が広く作られている。インナーの高さは3型が5センチ高く、頭上にも余裕がある。
前後にポーチがある。
出入り口近くの天井には2つリングがあり、LEDランタン等を吊り下げられる。入手した3型には小型のカラビナが1個付いていた。前オーナーの忘れ物?
2型と並べて張ってみる。2型の方が設営は楽。フライシートの色は3型の方が濃く、グリーンに近い感じ。
2つを比べてみると、2型は軽い(2.4kg)けど華奢な感じ、3型は重い(3.8kg)けど作りがしっかりして丈夫な感じがする。
3型ムーンライトテントが似合うのは「あの」キャンプ場だと思うが、暑くて出かける気にならない。出番はいつになるだろう。
2021年3月、ゆるキャンに影響されて野遊びをはじめたとき、3型はすでに廃盤となっていたので現行2型を購入した。ムーンライトシリーズは自分にとってはノスタルジックなテントでもある。