天気が良かったので2日続けて一本杉園地キャンプ場でデイキャン。この時期、晴れて雪がない日は貴重だ。10時過ぎに着いたとき誰も居なく松葉で覆われた地面は湿っていた。今朝の盛岡の最低気温はマイナス3.3度。霜が降りて真っ白だったので、ここはもっと冷え込んだはずだが、不思議と松葉の地面には霜が降りていなかった。
今日もロケットストーブのテスト。焚き付けに野菜ジュースのパックとホームセンターの端材を細かくしたものを用意した。
燃焼時のブースターと火持ちが良くなるのを期待して備長炭(白炭)を入れてみた。仮に炭が爆跳してもストーブの中なら安心だ。
昨日は白樺の皮とファイアースターターでなかなか火が付かず苦労したので、今日は久しぶりにFIRE LIGHTERSを使ってみる。
煙突に丸型ハンゴーを乗せてスパゲティを茹でる。
スパゲティを茹でている間に、胴体部でタマネギとウインナーを炒める。
完成。ちょっと量が多かった。
おやつはドリップコーヒーとアルフォート。胴体部が暖かいのでコーヒーカップを置いておけば冷めないのでとてもよい。
備長炭にも火が付いている。給気口から熾火と炭の熱が出てきて暖かい。
昨日のハンモック張りの練習をまたやってみる。木の側はカラビナ2つを使ったガルダーヒッチ。パラコードは細くて滑り易いので、ガルダーヒッチに使うなら登山用のロープのほうがよさそうだ。
問題はハンモック側。ここはしっかり止まってしかも解けやすい結びにしたい。昨日は引き融け式のエバンスノットにしたが、体重がかかると締まりすぎて簡単には解けなくなる。今日はシート・ベント(ひとえ継ぎ結び)にしてみた。エバンスノットほどではないが、やはり締まると解けにくくなる。なにかよい方法はないだろうか。
この時期でまだハンモックが使えるなんてラッキーだ。
岩手山方向から砲弾の炸裂音とヘリの音が聞こえてくる。日米共同訓練を行っているらしい。ヘリのような音はオスプレイだろうか? 飛んでいる姿を見たくてキャンプ場の上の方まで登ってみたが音だけでどこを飛んでいるのか判らなかった。
ロケットストーブを2回使ってみた感想をまとめてみる。
・良い点
風があっても使えそう
熱が周りに逃げない
燃焼効率がよく、灰が少ない
完全燃焼中は煙が少ない
鍋やヤカンに付く煤が少ない
煙突と胴体部の2箇所で調理ができる
胴体部が暖かいテーブルになる
吸気口から熱気が出てきて暖かい
備長炭(白炭)が爆跳しても飛び散らないので安心
灰を捨てるのが簡単
燃焼中のゴゴゴゴッという音が楽しい
・悪い点
焚き火台ほど炎が楽しめない
組み立て、片付けに時間がかかる
細かな部品があり無くす心配あり
焚き火台ほどコンパクトに収納できない