あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

一本杉園地キャンプ場 その5

一本杉園地でデイキャン。寒くなるとハンモックを使うデイキャンもできなくなりそうだ。到着時は誰もいなくて一番いいハンモックサイトを確保できた。

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ハンモックサイトの両方の松の木に、前にハンモックを張ったキャンパーのロープとカラビナがそのまま残っていた。登山用の2~3mmの細いロープと100均の小さなカラビナだった。こんな細いロープと小さなカラビナで大丈夫なのかと思うが、逆にこれくらいのものでも体重を支えられると知った。ロープの結び方など確かめてからトイレ入り口の落とし物コーナーに置いてきた。

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今日も風が山の下から駆け上がるように吹いている。風がある日はタープを張るのに苦労する。

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焼走りキャンプ場の売店で目についたオオイ金属のまる型ハンゴーを買った。飯盒といえば兵式飯盒を思い出す。昔、自分も持っていた。当時は3kmほど離れた海岸までバイクで行って流木を拾い、家の裏庭で飯盒炊爨の練習をした。その飯盒は捨てられてしまい今はない。

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丸い形がかわいい。この飯盒で5合の米が炊けるが自分としては主に鍋として使うつもりだ。中フタ一杯の米で2.5合になるらしい。

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200gのレトルトご飯のパックとレトルト食品のパックがピッタリ入る。180gのレトルトご飯なら余裕だ。

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さっそく焚き火をする。火口に白樺の皮を使ったが、なかなか火が付かなかったのでライターで点火した。調子の悪い時は無理をしないことにしている。

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焚き火台にスピット(五徳)をのせてお湯を沸かす。鍋を直接焚き火にかけると煤だらけになる。取扱説明書にはキズが付くのでスチールタワシなどで洗うなと書いてあるが、多分、スチールタワシでゴシゴシ洗って表面の塗装が禿げることになると思う。それも味が出ていいかもしれない。

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180gのレトルトご飯のパックは横でもぴったり収まっている。

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昼食はレトルトのビビンパ。これはなかなかおいしい!

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熾火でお湯を沸かす。

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おやつはドリップコーヒーとチョコビスケット。コーヒーに松の木が映っている。

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今まで使ってきたEVER NEWのステンレスクックセット。上がフライパン、左が大鍋、右が小鍋でスタッキングして青い袋に収納する。37年前の10月の終わり頃、1人で飯豊連峰・大石山に登った。山頂近くの頼母木小屋に泊まったが、あてにしていた水が得られず小屋付近の新雪を溶かして水をつくった。この時、稜線で大鍋のフタが突風で飛ばされた。まるでUFOのように飛んで谷底に消えていった。買ったばかりの鍋だったのでショックだった。それ以来、大鍋はフタがないまま使っていた。今回まる型ハンゴーを買ったので、このクックセットには引退してもらおうと思っている。

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小鍋がまる型ハンゴーにすっぽり収まった。小鍋はまだ使えそうだ。

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昼前にソロキャンが1組、午後からカップルが1組来たが、それぞれお昼ご飯を食べて14時前には帰った。その後、幼稚園の園児が遠足に来て賑やかになったが15時前には誰もいなくなり静かになった。誰もいないときはタープ張りの練習のチャンスだ。

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今日はビビィバッグ・コーネットという張り方をやってみる。背が低く風に強いスタイルらしい。

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中はコットがすっぽり入るくらいのスペースがある。入り口付近に座った状態でアルコールストーブを使うことはできそうだ。

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横や後ろから見ると何かが這いつくばっているような奇妙なスタイルだ。

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