あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

相の沢キャンプ場 その90

今年は相の沢で年越しキャンプをやってみようかと思っていたが、大晦日の夜に家族が帰って来ることになり、家を空けられなくなった。泊まりは無理だが天気がいいので夕方までデイキャンに出かけた。

9時半に駐車場着。マイナス2度。車は約30台。デイキャンは荷物が少なくて気楽だ。バックパックの中にはデイに不要なものも入ってはいるが、出しいれが面倒なのでそのまま背負って行く。

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牧野側の誰かのキャンプ跡を使わせてもらう。通路の左右にテントが全部で4張り。年越しキャンプだろうか。

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DDタープ3x3でビークティピーを張った。ロープを使わないでも自立できるので、雪穴のような狭い場所には便利な張り方だ。

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設営後、スノーシューを履いて奥の様子を見に行く。奥まで入る人はほとんどいない。雪の上をスノーシューで踏むと10センチほど沈み込む。

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去年マイ穴を掘っていた場所。

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奥の炊事場。

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前々回12月9日に積雪30センチだったベンチは、ほぼ雪で埋もれていた。

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奥の炊事場横の松の木。枝にはあまり雪が付いていない。折れた枝も落ちていなかった。

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サイトに戻ってコーヒー焙煎の準備をする。今日はソロストーブとペレットを使って焙煎してみる。

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豆は先日、岩手町の喫茶店カサネルで分けてもらったミャンマー産のジーニアスコーヒー。ソロストーブとペレットでうまく焙煎できるだろうか?

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小一時間かかって、やっと好みの感じに焙煎できた。

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今日はいつもより粗目に挽いてみた。

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ドリップに使うお湯はアルストで別に沸かした。

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今日は昼食は持って来ず、コーヒーとお菓子だけ。

今回焙煎したコーヒーはすっきりと飲みやすいが、もう少し酸味、苦味があってもよい感じだった。挽き方が少し粗すぎたかもしれない。結果、ソロストーブとペレットの焙煎はやり難いと感じた。ペレットは火力が強すぎるし、焙煎途中のペレットの補給が面倒だ。それにフライパンに煤が多く付く。ペレットよりは焚き火の方が焙煎に向いていると思う。火力を一定にできるガスコンロが一番楽だとは思うが、それではちょっと面白味がない。

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風は少しあるが、あまり寒くなく穏やかだ。来たときにあったテントはいつの間にか撤収していて、トイレ前に1張りだけになっていた。

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少し風が冷たくなってきたのでフルクローズにして中に籠もる。3x3のビークティピーでもデイで過ごすには十分な広さがある。

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アルストでお湯を沸かして白湯を飲む。アルストの熱だけでも暖かく感じる。

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14時半に撤収完了。ガスストーブも持ってきたが、結局使わなかった。

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なんだか去りがたい気分。

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帰り際、フォローしているYouTuberさんが掘った穴から牧野を眺める。景色はいいが牧野側からの風が強い日は厳しい場所かもしれない。

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トイレ前で、1張りだけ残っていたキャンパーと話しをした。住田町から来た人で今日から3連泊の予定だそうだ。年越しキャンパーはもっと多いかと思ったが意外と少なかった。

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15時半に駐車場を出た。クリスマス前後に比べると雪が少し落ち着いたようだ。これから更に寒さが厳しくなるが、天気のいい日を狙ってまた来れたらと思う。

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一本杉園地キャンプ場 その55

一本杉園地キャンプ場入り口。

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くもり。気温0度。積雪約20センチ。湿った重い雪。車は第2駐車場に停めた。

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昔登山で使っていたMcDavidの膝サポーターを巻く。雪よけ代わり。

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登山口ではスノーマンがお出迎え。

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トイレ前から下のキャンプ場を見る。

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最近キャンプをした跡が2箇所。炊事場の上と下。

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キャンプ場から入り口方向。途中まで入れるかもしれないがスタックしそう。

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キャンプ場内にもスノーマン。

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炊事場の屋根の雪がいまにも落ちそう。

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昼食はおにぎり1個。

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設営に2時間ほどかかった。

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上から融けた雪が落ちてくる。これでは雨キャンプと変わらない。

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焚き火で使う薪はご近所さんからもらったネムノキ。

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テント近くは融けた雪が落ちてくるので、炊事場のカマドを使う。

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タイ産のコーヒー豆を焙煎する。

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日が暮れて来た。

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たまにはカマドで焚き火も楽しい。薪ストーブと同じ音がする。

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16時半過ぎに終了。

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17時半に夕食。ワンパターンのコンビニ飯。風もなく穏やか。星がきれい。

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朝7時、すっかり明るくなっていた。

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最低気温は午前2時頃のマイナス3度。あまり冷え込まなかった。

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朝食もコンビニ。

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シュラフのテントに接している部分が濡れていた。

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薪ストーブで使ったのは秋に岩洞湖で採取した白樺やナラの木。

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昨日焙煎したコーヒー。にがい、酸味なし、煎りすぎた。これは失敗。

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9時半、撤収開始。駐車場まで荷物を引き上げるのは一苦労。

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天気がいい。岩手山姫神山がきれいだ。

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大きな音を立てて屋根から雪が落下した。

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13時前に第2駐車場を出た。今回も完ソロ。雪は降らず風もなく、穏やかな一本杉だった。

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相の沢キャンプ場 その89

今朝の盛岡の最低気温はマイナス5.5度。この冬の最低気温を更新した。日本海側では記録的な大雪になっている。今日は晴れのちくもりの予報。11時過ぎに相の沢着。マイナス4度。車17台。前回12月9日より更に積雪が増えていた。

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テントを張る場所の下見をするためにスノーシューを履き、スコップだけ持ってキャンプ場に入った。積雪は50センチくらいだろうか。こんな日にキャンプしている人はいないだろうと思っていたら、トイレ前で声をかけられた。前に2、3度話したことのあるポーランド軍幕のキャンパーだった。今日は仕事休みで、焚き火がしたくてデイキャンに来たとのこと。牧野側にいつものポーランド軍幕を張っていた。

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今日は奥まで荷物を運び込む気力もマイ穴を掘る気力もない。できるだけ駐車場に近い場所にテントを立てることにした。牧野側のトイレ前に、軽く除雪すればすみそうな場所があった。

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すぐ上に木がなく、雪や枝が落ちてくる心配はない(と、このときは思っていた)

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除雪完了。管理センターで受付する。管理人にソリを使うか訊かれた。キャンプ場には大型のソリが数台あって無料で貸してくれる。ありがたいが今日は自分のソリを持ってきた。

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ホームセンターで買ったソリに荷物を積んで運ぶ。このソリは前回Tさんに教えてもらい、早速、その日の帰りに買った運搬用のソリだ。すぐにひっくり返るキッズソリと違って安定性がよく、何よりジムニーの後部座席にピッタリと収まるのがいい。

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小雪が降る中、設営に2時間以上かかってしまった。3.5x3.5のDDタープを半分に折り、Aフレーム張りにして前室をつくった。

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煙突の高さは3m。ロープは5m。雪を踏み固めて長めのペグで固定した。

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トイレが近いのはありがたい。この場所は冬場の一等地かもしれない。

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15時に焚き火開始。焚き火もストーブも、薪はすべて持参したものを使った。焚き火に使ったのは春に一本杉で拾った桜の木。乾いていてよく燃える。

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今日もコーヒー豆を焙煎する。知人から分けてもらったミャンマー産のジーンアスコーヒー。焚き火で焙煎するとおいしい(と自分では思っている)

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日が暮れるのが早い。間もなく冬至だ。

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30分ほどで焙煎完了。これは明日の朝、飲むことにする。

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時々小雪が舞う中、16時まで焚き火をしていた。

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16時半、駐車場には自分の車だけ。雪が激しくなってきたのでテントに入った。

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薪ストーブに火を点けてお湯を沸かそうとしたら、持ってきた水が凍っていた。

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夕食は途中のコンビニで買ったもの。

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ストーブで温めて食べる。

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19時過ぎの気温はマイナス4度。外は雪、風はあまりない。遠くに光っているのは盛岡の明かりだろうか。

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今夜もタブレットで映画を観る。

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外は吹雪いている。風が吹くと寒い。相の沢は荷物を運ぶ手間はあるが、暖房付きのトイレが使えて、トイレの手洗いでよければ水も汲めるのは非常にありがたい。

相の沢で完ソロは初めてかもしれない。寝る前に煙突のロープ、テントとタープのペグを確認して、0時にシュラフに入った。

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2時半に風の音で目が覚めた。風でテントがバタバタとはためいている。飛んできた雪の塊がテントを叩く。外に出てみると前室のタープが倒壊していた。雪を足で踏み固めてからペグを打ち込み、更に雪を被せて固めたが、風の力はペグの摩擦力を上回っていた。

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タープは朝まで伏せた状態でペグダウンしておいた。

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こうなってしまうともう眠れない。ストーブを点けて車から追加の薪を運んだ。

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駐車場向かいの道路の照明がきれいだ。風は強いが雪は降っていない。雲の切れ間から星が見えていた。

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4時前、小腹が空いたのでカップ麺を食べる。風で雪の塊がドスドスと音を立てて落ちてくる。昼間はテントの上に木がないと安心していたが、直下でなくても風が強ければ近くの木から雪の塊が飛んでくる。4時半に駐車場に除雪車が来た。5時半に再びシュラフに入る。相変わらず風が強い。

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7時半に起きる。外はすっかり明るくなっていた。外の気温は不明。温度計の外部センサーがタープ崩壊のときに雪の上に落ちたままだった。寒いので先ずはストーブを点けてお湯を沸かす。

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早池峰山の上に雲がかかっている。今朝は晴れて風もなく穏やかだ。深夜から今朝にかけての強風が嘘のようだ。これが自然というものだと改めて思った。

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朝食はコンビニのパンとワンタンスープ。食後、またシュラフに入ってまったりする。

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10時に昨日焙煎した豆をひいてコーヒーをいれる。外で景色を眺めながらコーヒーを飲んでいたら、登山者から「今朝はマイナス10度くらいまで下がりましたか?」と声をかけられた。値がわからず答えられなかったが、そこまでは下がらなかったと思う。

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ストーブの周りだけ雪が融けた。昨夜はコットを使ったが、テント内の温度が上がると体重でコットの足が雪にめり込んでローコットがさらに低くなった。足の下に割った薪を敷いて沈み込みを防いだが、雪上のコットは意外と面倒だ。

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10時過ぎから片付けはじめ、撤収完了したら12時過ぎていた。冬は設営も撤収も時間がかかる。冬場こそ設営、撤収を素早く終わらせたいが、暖かく過ごそうと思うとどうしても荷物が増えてしまうところが悩ましい。撤収中は天気が穏やかで助かった。

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牧野側はやはり風が強かった。奥は比較的風が弱く静かでよいが、荷物運び、穴掘り、トイレなどの問題がある。木に積もった雪の重みで枝が折れているかと思ったが、まだ枝は落ちていなかった。去年の同じ頃は折れた枝がたくさん落ちていた。今年は去年に比べてこれまでの積雪は少ないようだ。

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13時過ぎに相の沢を出る。今回、寒さはそれほどではなかったが、とにかく風に悩まされた。これから更に寒さと積雪が増して野遊びがたいへんになっていく。それでも出かける気力があるか、体調を保てるかは判らないが、無理のない範囲で楽しめればそれでいいと思う。

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タープの補修

焚き火の火の粉で穴が空いたユタカメイクのTHE TARPを補修した。

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大小10個くらいの穴が空いてしまった。

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ユタカメイクに問い合わせたところ「シート補修用強力粘着テープ SH-C1」を勧められ、アマゾンで入手した。

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補修用テープはクリアだが貼るとしっかり目立つ。テープが大き過ぎたかも。

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表と裏からテープを貼る。

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とりあえず補修完了。1時間くらいかかってしまった。そもそもタープをグランドシート代わりにするのが間違いだが、ほぼブルーシートのTHE TARPは、タープとしてよりグランドシートや荷物カバーとしてラフに使うことが多い。過去にもいろいろなものに穴を空けているので、とにかく火の粉には要注意だ。

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一本杉園地キャンプ場 その54

盛岡の最低気温はマイナス0.8度。今日はくもりのち晴れ、明日からは天気が下り坂の予報だ。しばらく薪ストーブにも火を入れていない。午前中の所用を済ませてから一本杉に行ってみた。

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12時過ぎに一本杉着。誰もいない。積雪は約5センチ。道路からキャンプ場への通路はまだ普通車でも入って行けそうだ。日差しが暖かい。

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気温が上がって地面の雪が融けてきた。融けた雪の上にテントを張りたくない。一箇所だけ広く雪のない場所があったので、そこにテントを張ることにした。上に松の木があるが枝にはまったく雪が着いていないので落雪の心配はなさそうだ。

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テントのガイロープに温度計の外部センサーを取り付ける。

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設営が終わったところで先日ご近所さんからいただいたネムノキを割ってストーブ用の薪を作る。ネムノキはご近所さんが切ってから1年くらい経っているので、いい感じに乾燥している。

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上空を陸自AH-1Sが通過していった(写真がうまく撮れなかった) 八戸駐屯地の機体だろうか。姫神山は飛行ルートになっているのか毎回のようにヘリに遭遇する。

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焚き火で使う木を拾いに林に入る。ガサッと大きく笹が揺れた。動物だろうか? ちょっと引っ張ると根元から簡単に抜ける立ち枯れ木を探した。

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木の根元部分は雪で湿っている。火が着きにくかったときのために持参した薪も用意したが、焚き火は現地で採取した薪を使いたい。

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まだ16時前なのに、もう暗くなりはじめた。気温も下がり、積もった雪が凍ってきた。

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焚き火をはじめる。Fさんからもらった着火剤を使い、ライターで火を点ける。Fさんの着火剤は2つ同時に火を点けて向かい合わせにすると火力が増していい感じだ。

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暗くなりはじめていたが焚き火でコーヒーを焙煎する。先月ここで焙煎してうまくいったミャンマー産の生豆を再度使ってみた。ほとんど気のせいかもしれないが、このミャンマー産のジーンアスコーヒーは焚き火焙煎と相性がいいように思う。

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焙煎している間にもどんどん暗くなっていく。f:id:akibitokun:20221214175924j:image

暗くなって煎り加減が判りにくい。30分ほど焙煎したところでやめておいた。

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17時にはすっかり暗くなった。気温はマイナス2度。風はほとんどない。拾った木を燃やし尽くしてからテントに入った。

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薪ストーブを点けて、固形燃料でご飯を炊く。

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夕食はコンビニサラダとおでん。ご飯は少し芯が残っていた。40分は浸水したが、また水加減を間違えたか? どうもこのところうまくご飯が炊けない。

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アマゾンのブラックフライデーセールで買った一酸化炭素警報器を試してみる。テストモードにするとけたたましい音がする。夜中に鳴ったらご迷惑になりそうな音量だが、これくらいでないと警報にならないのかも。

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同じくアマゾンのブラックフライデーセールで買ったストーブファンも試してみる。小さなテントで使うなら、これだけでも十分暖かい。が、回転している羽にうっかりケトルを当ててしまったり、飯盒やフライパンを乗せるスペースが狭くなってしまったり、小さなストーブではあまり使い勝手がよくない。

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19時の外気温はマイナス3.4度。テント内は26.43度。20時の外気温は0.04度。テント内は35.68度。外と中の気温差があり過ぎる。風はほとんどなく、星がきれいだ。

タブレットにダウンロードした映画を見る。このところ泊りの夜はタブレットでコミックを読んだり映画を見たりしている。せっかくのキャンプの夜を家でもできることに費やしていいのか?とも思う。テントの中に籠もっているとき、他のキャンパーさんはどう過ごしているのだろう?

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映画を1本、ドキュメンタリーを1本見たら午前1時を過ぎてしまった。時々強い風が吹いてテントがバサバサと揺れる。ストーブに太めの薪を2本突っ込んでシュラフに入った。

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5時半に目が覚める。風が強い。今日は天気が悪くなる予報なので薪ストーブは点けず早めに撤収すべきだが、やっぱり寒いので薪ストーブを点けた。朝食はコンビニのパンと春雨ワンタン。

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朝早くは雪が降っていたが次第に雨に変わった。悪天候の撤収は予想していたが、雨は厄介だ。

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10時前に一本杉を出た。気温は3度。今回はキャンプ場に着いてから出るまで、誰一人キャンプ場に来なかった。静かでいいがどこか寂しくもある。

相の沢キャンプ場 その88

キャンプ仲間のTさんから、相の沢でキャンプ中とLINEがあった。積雪の様子も気になったので昼食を兼ねて行ってみることにした。11時前、駐車場に着いたときの気温は0度。車は20台くらいあった。

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トイレ前からの様子。すっかり冬のキャンプ場になっていた。

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いつもの場所にTさんのティピーテントが見える。

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積雪は20〜30センチくらいだろうか。ツボ足でも歩けなくはないがスノーシューを履いた。

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Tさんに挨拶してから奥の炊事場に向かった。いつもの場所は頭上から雪が落ちてきそうだが、まだ枝が折れるほどは積もっていないようだ。

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とりあえず炊事場のテーブルにバックパックを下ろす。

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炊事場横の、頭上に木のない場所にタープを張った。雪を踏み固めるのにスノーシューは便利だ。

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久しぶりにビークティピーを張ってみた。張り方を忘れてしまい、ネットで確認しながら張った。

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ひさしになるビーク(くちばし)の部分はタープの後ろに折り返すだけにした。なのでロープを1本も使わずに済んだ。

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設営が終わってちょうど12時。景色を眺めながら一休みする。

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昼食用にアルストでお湯を沸かす。

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今日も簡単な昼食。

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食後、Tさんのサイトにお邪魔して一緒にコーヒーを飲む。Tさんに会うのは2か月ぶりくらいだろうか。ジャンボスレーという運搬用ソリを見せてもらった。去年買った子供用ソリがひっくり返って苦労したのでホームセンターから買ったとのこと。しかも、後部座席を倒したジムニーにピッタリ入るという。このソリは買いだ(ソリの写真を撮り忘れた)

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コーヒーを飲む前にトイレに行ったら、牧野側でKさんが新しいテントの試し張りをしていた。Kさんも今日は日帰りとのこと。あとでTさんと2人で冷やかしに行く。Iwataniの珍しいガスストーブを見せてもらった。すでに生産されていないが、復刻したら売れそうなカッコよさだった。

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自サイトに戻り、再度お湯を沸かしてレモネードを飲む。焚き火で燻されたケトルをアルストで熱すると何か独特な匂いがする。この匂い、嫌いではないが有害なのだろうか?

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白い雪と青い空が美しい。冬のこの景色が好きだ。風はなく、そう寒くもなく、今日は絶好のキャンプ日和かもしれない。

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日が暮れるのが早いので15時過ぎには撤収を完了した。

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近くのテーブル上の積雪はちょうど30センチだった。

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牧野もすっかり雪景色。

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早池峰は雲に隠れていた。

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Kさんといっしょに16時に駐車場を出た。今夜の泊りは3組くらい?。気温は着いたときと変わらず0度。

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岩手山は白さを増していた。

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帰りにつなぎ温泉に寄って露天風呂から星を眺めていたら、急に今放送しているNHK朝ドラの主人公の顔が浮かんできた。なぜだろう?