今年4回目の鞍掛山。山好きの友人Mさんとご一緒させていただいた。雪山歩きは今季初。駐車場にはたくさんの車があったが、キャンプ場には誰もいない。
10時半、西側コースから登山開始。先に到着していたMさんにはお待ちいただいて申し訳なかった。
積雪は10センチくらいだろうか。ツボ足でも歩けるがワークマンの防寒ブーツは滑って歩きにくい。Mさんは冬用登山靴に軽アイゼンで快適に歩いている。さすがはベテランだ。
「てんボウひろバ」からの眺め。
早池峰山がきれいに見える。
12時43分、山頂着。2時間ほどかかった。岩手山が眼の前に大きく見える。
3月に登ったときは山頂の看板がほぼ雪に埋もれていた。積雪はまだこれから。
11月31日まで工事予定だった方位案内盤が完成していた。
山頂には3つの三角点が並んでいて、写真手前のは「御料局三角点」、方位案内盤の側のは「陸軍用地」とあった(真ん中の三角点は未確認) ネットで調べてみると、御料局三角点は明治時代に宮内省御料局により設置されたものらしい。明治時代の三角点敷設といえば陸地測量部が有名だが、陸軍より先に宮内省が三角点測量していたとは知らなかった(宮内省、現在は宮内庁)
風を避けてシートを広げ、姫神山、早池峰山を眺めながら休憩。舞茸スープをご馳走になった。
東側コースで下山し、14時半前に相の沢キャンプ場到着。キャンプ場にはタープ、テントが計5張り。今季初の雪山だったが、Mさんのお陰で丁度よいペースで歩けた。また機会があればご一緒させていただきたい。