Keltyのバックパックを購入した。
Kelty Raven 2500 Military Communications Backpack
近所のリユースショップ2nd STREETがリニューアルオープンしたので行ってみたら
このバックパックがあった。ちょうど新しいバックパックが欲しいと思っていたところだったので手にとってみたら、商品のタグがそのままで、まったく使われた形跡がなかった。新古品だろうか? 早速、スマホで検索してみるとKeltyがアメリカ軍と共同開発したもので通信機を入れて持ち運びできるように設計されたバックパックらしい。
そんなバックパックがどのような経緯でリユースショップに並んでいるのかは謎だが、とても安かったので買ってしまった。
それほど大きく感じないが、容量は41リットルある。
重い無線機を運ぶためか、ショルダーストラップ、ウエストストラップともしっかりと作られている。
内部には無線機を固定するためのホルダーが付いている。ホルダーの下にはバックアップバッテリーを入れるポーチが付いている。
試しに手持ちの無線機をセットしてみたら、なんとホルダーにピタリと収まった。
本来の軍用無線機もこんな感じで実装されるのかもしれない。
ホルダーはそっくり取り外せる。
ホルダー下に付いているポーチは分離できる。
ポーチの内部はベルクロで取り外し可能な仕切りが付いていた。2つのバッテリーを分けるためのようだ。
上部のフタのジッパーを開けると透明な窓がある。この窓から無線機の状態を確認したり、窓を外して中の無線機を操作することもできる。本来は透明なはずだが、このバックパックの窓は擦れたようなくもりが入っていた。
フタの左右にはさらに小さなフタがあり、持ち上げるとウレタンゴムでできた穴がある。ここからアンテナやケーブルを出すのだろうか。
ショルダーストラップに付いている小さなポーチ。
ポーチのフタを開けると透明な窓がある。無線機のコントローラーが入るのだろうか? この窓にもくもりが入っていた。
ウエストベルト周りのパッドは分厚く、バックの重さを分散できる。このウエストベルトも取り外しが可能だ。
内部にはプラスチック製のロッドフレームがある。パックの形を保持し、無線機をしっかりホールドするためのようだ。
ベルクロテープを外すとロッドフレームを取り外せる。
さらに内部に縦に入っている2つのアルミフレームも取り外せるが、取り外してしまうとパック全体がフニャフニャした感じになってしまうので、これは外さない方がよさそうだ。
サイドポーチ、フロントポーチにはモールが付いている。カラビナなどで様々なものを吊るせるのはブッシュクラフト用のバックパックと同じだ。
フロントポーチと本体の間にも荷物を入れられるようになっている。
フロントポーチの中にはたくさんのポケットがある。
タグが付いたままだった。
マニュアルも入っていた。各部の説明やストラップの調整方法などが記されている。
ボトムのモールにはマットやシュラフを固定できる。
ボトムのジッパーを開けると内部にレインカバーが入っていた。
レインカバーは本体とつながっていて、取り出してすぐに装着できる。
レインカバーにもKeltyのロゴがある。
ブッシュクラフト風のモールシステムを持つバックパックというとサイバトロンやミステリーランチが有名だが、形や色がいかにもという感じで少々抵抗があった。その点、このバックパックは控え目で、普段使いもできそうな感じだ。とても多くの機能があるバックパックだが、うまく使いこなせるだろうか。この夏、昔買ったKeltyのフレーム式バックパックを処分したが、別の形になって帰ってきてくれた。