相の沢キャンプ場でタープ泊。暖房器具なしで宿泊キャンプするにはギリギリの季節になってきた。雪が降る前にタープ泊をやってみた。12時前に着いたとき、駐車場はほぼ満車だった。ほとんどが登山客のようだ。タイミングよく出た車があって入り口に近いところに駐車できた。
とりあえずザックに積めるだけの道具を持ってキャンプ場の奥に向かう。先ずはピラミッド張りを試してみた。
フルクローズできる張り方だが入り口が入りづらく内部も少々狭い。工夫次第で内部の空間を広げられるが、今夜これで泊まるのはやめておいた。
お湯を沸かして昼食を作る。
今日も焼き肉。前回の味噌漬け焼きがおいしかったので、今日は別なみそ漬け焼きにしてみた。
焼きながら食べる。こちらもうまいが
どちらかというと前回の味噌漬け焼きの方が好み。
昼食後、場所を移動してパスファインダー張りにした。明朝、晴れていれば日向になる場所に設営した。
タープの両サイドは折り畳むので隙間はできない。後部の地面に接している部分に枯れ葉を寄せて冷気が入らないようにした。
ワゴンで焚き火道具、薪などを運び込んで設営完了。
火の粉でタープに穴が空かないよう距離をとった。
枯れ葉を掃いて焚き火台を設置した。
16時半にキャンプ場内を散歩。ピンク色の空の向こうに早池峰山が見える。
牧野に牛がいない。放牧の時期は終わったのだろうか? この時間、テントの数は5張り。全部が牧野側に向けて設営してあった。
17時には暗くなり風が冷たくなってきた。焚き火をはじめる。
夕食は海鮮うどん。エビや魚がたっぷり入っている。ホイル鍋を直接火にかけられるので便利だ。
テーブルを持ってこなかったので積み上げた薪をテーブル代わりにした。
食後はラジオを聴きながらずっと焚き火の炎を見ていた。午前0時には持ってきた薪をすべて燃やし尽くした。明かりが消えると星がきれいだ。
寒いのでタープの中に入る。入り口にできた土間でアルコールストーブを点けて暖をとる。眠くはないが燃料がなくなり寒くなってきたので午前2時に寝袋に入った。床からの冷えを考慮して、グランドシートの上にマット2枚を重ねたので冷えは全く感じなかった。
午前6時過ぎに起床。陽はすでに昇っていた。朝日に照らされた銀杏の木がきれいだ。
今朝の最低気温は何度だったのだろう? 霜は降りていなかったので氷点下までは下がらなかったようだ。タープ内が呼気で結露していた。
朝食は菓子パンとドリップコーヒー。
陽が当たって暖かい。場所の選定は狙いどおりだった。寝袋とブランケットを干す。タープの中でコミックを読みながらゴロゴロしていた。
11時過ぎに早めの昼食。パックご飯に目玉焼きとウインナー。昼食を作るのに水を汲みに炊事場に行ったら水道が止まっていた。後で管理人に訊いたところ、今朝10時くらいに市役所の職員と水道業者が来て栓を閉めたそうだ。そういえばタープの中でゴロゴロしていたとき、4人連れ立ってキャンプ場内を歩いている人達がいた。一本杉園地に続き相の沢も今シーズンは終わりということらしい。
13時過ぎに撤収を開始した。直後に雨が降って来てまたタープが濡れてしまった。初めてのタープ泊だったが、この時期にしては穏やかな天候でラッキーだった。 昨日は立冬だったらしい。