都南つどいの森で開催された和製ハーブからエッセンシャルオイルを抽出するイベントに参加した。参加者は大人と子供合わせて6名。つどいの森で採取したオオバクロモジ、アブラチャンを蒸留器を使ってエッセンシャルオイルを抽出する。植物からオイルを抽出する過程に興味があって参加した。
先ずは森に入ってクロモジやアブラチャンを採取する。
アブラチャン。丸い実が付いていて皮を剥くと独特な香りがする。
クロモジを採取。こちらも枝を折ると独特な香りがする。
抽出には時間がかかるため、予め今朝早くから蒸留が進められていた。
オイルセパレーターに溜まったエッセンシャルオイルと蒸留水。上の緑がかった層がオイルで、その下が芳香蒸留水。大量のハーブから僅かな量のオイルしか抽出できない。
芳香蒸留水を噴霧する超音波アロマディフューザー。こんな装置があることをはじめて知った。
蒸留を進めている間にパチンコを作って遊ぶ。予定にはなかったが子供さんの要望で急遽作ることになった。
Y字のカエデの枝に太いゴムを付ける。弾を包む部分は皮手袋を切って作ったもの。
的にする空き缶を並べて。。。
大人も子供も夢中になって的を狙う。
童心に帰って、すごく楽しかった!
遊んでいる間に抽出が完了した。
オイルセパレーターに溜まったオイルを慎重に取り出し精油瓶に入れる。
蒸し器の中にはクロモジの葉と枝がぎっしり詰まっていた。
芳香蒸留水はペットボトルに移して参加者に配布された。
右がクロモジの芳香蒸留水。ディフューザーで噴霧して使う。
左がアブラチャンの芳香蒸留水。こちらはエッセンシャルオイルとハッカ油を混ぜてある。虫除けスプレーとして使う。
都南つどいの森には、バンガロー、キャビン、オートキャンプサイトなどが整備されたキャンプ場の他に、東側の少し離れた所に第一キャンプ場がある。今回のイベントは第一キャンプ場の炊事場で行われた。
常設テントが3つ、ファイヤーサークルもあるが、古い第一キャンプ場は今はほとんど使われていないらしい。スタッフの話では、今後ソロキャン用のキャンプ場として整備したいとのことだった。