約1ヶ月ぶりにまほら岩手キャンプ場に行った。今日は全国各地で真夏日や猛暑日が予報され、盛岡もかなり暑くなりそうだ。受付のこもれび館は定休日で閉まっていたが、電話をかけてスタッフに来てもらった。6月末まで、まほら岩手からの年賀状を持参するとキャンプ料金が10%オフになる。
キャンプサイトにはグルキャンが1組のみ。林間サイトのいつもの場所に設営する。今回はスウェーデンの師匠のマネをいくつかやってみたい。(*)は師匠のマネ。
(*)ケトルでラーメンを煮てみた。スウェーデンに袋ラーメンがあるかどうか判らないが、ラーメン風のインスタント麺をケトルで煮ていた。
袋ラーメンは昔からサッポロ一番が好き。風があり涼しい。
昼食後、焚き火の準備をする。大きめの石を拾って来て耐火シートの上に並べる。
その上に(*)蒸し器を乗せて河原焚き火スタイルにする。
前回、サイトに残してきたトライポッド用の木と薪がまだあったので、それを使ってトライポッドを組んだ。薪は足りないので後で木を拾いに行く。
(*)アジャスタブルポットハンガー。一本杉でも試したが、吊るしたものを簡単に上下できるので便利。改善点があったので、それは後日試すことにする。
薪にする木を探しに裏山に入る。
林間サイトの小川の向こうは湿地帯だった。林間サイトも前は、こんな感じの湿地帯だったそうだ。
良さそうな木が拾えた。
さすがの薮川も日中は夏日になり暑い。薪割りの前に微アルコールのビールを飲んで休憩。虫が多くなってきた。
薪割り完了。左の山は焚き火用、右の山は薪ストーブ用。
(*)曲げた枝で吊るしベーコン。枝を半円状に曲げて地面に刺し、そこにベーコンを吊るす。
1時間ほど燻したベーコンをつまみながら、お湯を沸かす。
(*)ケトルでペンネを茹でる。前回は薪ストーブにかけたケトルでペンネを茹でたが、今回は焚き火で茹でた。ケトルでペンネを茹でると、お湯を捨てるときに楽。
茹で上がったペンネ+吊るしベーコンで夕食。
トライポッドにランタンを吊るし20時過ぎまで焚き火。今夜も完ソロ。星がきれいだ。
気温が10度以下になり、肌寒くなってきた。テントに入り、薪ストーブを点ける。
ラジオを聴きながら、まったりと夜を過ごす。外は夜露で濡れて吐く息が白い。テントの中に火があるのはありがたい。
6時起床。地面は雨が降った後のように濡れている。最低気温は午前3時40分ごろのプラス4.4度。前回のマイナス4度に比べれば温かいが、それなりに寒い。今朝の盛岡市の最低気温は13.3度だった。
薪ストーブを点けて朝食を作る。陸自の演習音が山を超えて聴こえて来る。直線距離で20kmくらいだろうか。
(*)火でボウソー用の枝を曲げてみる。師匠は焚き火で曲げていたが、ソロストーブを使ってみた。
ブレードにうまくテンションがかかる程度に曲げられた。今日は時間がないので曲げてみるだけで、ボウソー作りはまた後日とする。
テントを片付け、グランドシート(ユタカメイクの3x3タープ)を乾かす。
(*)リッジラインを張るときに師匠がよく使うスリップトボーラインノット。
トラッカーズヒッチの留めはオートロック式。
グランドシートを乾かしている間に、お湯を沸かしコーヒーを淹れる。
撤収完了。12時にサイトを出た。
帰りに外山そばに寄った。
「外山わらびそば」を食べる。そばもそば湯もおいしい。