3月7日。野遊びの記録をはじめて2年になった。今まで経験したことのない高規格キャンプ場を試してみたくて、八幡平のストーンヴィレッジに向かった。
チェックインは午前11時、チェックアウトは午前10時。11時05分に着いたとき、すでに2組のキャンパーが設営中だった。
各種電子マネーが使えるのはありがたい。QUICPayで支払った。フリーサイト大人1人2000円。3つあるプレミアムサイトは大人1人3000円。12月〜3月までの冬季間はフリーサイトと同額で利用できる(ただし、キッチンと風呂は使えない)
受付時に傷バンとティッシュペーパー、温泉入浴割引クーポンをもらった。
リヤカーも利用できる。フリーサイトは駐車場に近いが、プレミアムサイトは少しだけ距離があるのでリヤカーが便利。
せっかくなのでプレミアムサイトCを使ってみる。デッキサイトははじめてだ。
広い! 景色もいい。
隣のサイトとの間に木があるので目隠しになる。
デッキの下には川が流れている。かなり水量があって川音がうるさいくらいだ。
お湯の出るキッチン。冬の間は使えない。ライトアップ用の照明まである。
100V電源が使える。延長コードも備え付け。
Wi-Fiも使える。
檜の露天風呂。シャワーも付いている。こちらも冬の間は使えない。
風呂桶は酒樽を再利用したとのこと。
備え付けのデッキ専用ペグ。
デッキ用のペグははじめてだったので設営に時間がかかった。普通のペグのように任意の位置に打てないのが少々面倒だ。蝶ネジを締めるのに指が痛くなってくる。ペグ数の多いテントはたいへんかもしれない。
滑り止めのゴム板も複数枚用意されている。
設営完了まで2時間以上かかってしまった。薪は建築廃材の針葉樹が自由に利用できる。
シャワーは浴びたい放題。トイレ、炊事場は暖房が入っていて暖かく、まるでホテルのようだ。
製氷機まである。
ウッドデッキの上で焚き火するのに備え付けの鉄板を借りてきた。いつものように耐火シートの上に焚き火台でも大丈夫だと思うが念のため。
3時のおやつ。そういえば、お昼を食べていなかった。
岩手山が霞んで見える。
100V電源やWi-Fiが使えるのはありがたい。デッキの上は靴を履かないで歩けるのがとてもいい。
メールのチェックが終わってから森乃湯に向かった。ストーンヴィレッジから森乃湯までは車で片道15分弱。
日が沈むころ温泉から戻ってきた。
日が落ちて寒くなってきた。薪ストーブを点ける間、電気ストーブが使えるのはありがたい(電気ストーブは持参)
今夜は月夜になりそうだ。風があって焚き火は様子見。
スーパーの焼き鳥を薪ストーブで温める。
先日キャンプ仲間からいただいたビールを飲む。残念ながら350ml缶1本が限度。
夕食はワンパターンの海鮮鍋と水蒸気炊飯。
20時になって少し風が収まってきた。焚き火をはじめる。
ここの薪はよく爆ぜる。今夜は自分の他にフリーサイトにテントが3張り。そちらからも焚き火の爆ぜる音が聞こえてくる。
少し曇ってきて幻想的な月夜。
焚き火の後はテントに籠もって「北の国から」を観る。Wi-Fiが使えるのは便利だ。
22時。プラス3.9度。
6時半起床。最低気温は午前4時ごろのマイナス0.9度。霜が下りていた。
それなりに寒い。薪ストーブの前に電気ストーブを点ける。
朝食。パンを薪ストーブで軽く焼く。
8時過ぎから撤収をはじめる。プレミアムサイトBとA。周りにはまだ雪が残っている。朝は霜で地面が白くなっていた。
のんびり撤収していたらチェックアウト時間ギリギリになってしまった。ストーンヴィレッジから八幡平方面がきれいに見えた。
このキャンプ場には何度か来たことがあったが自分では利用する気になれなかった。それはなぜかは省略するが、どこのキャンプ場でも、実際に利用してみなければ良し悪しというか、自分に合っているかどうかは判らないものだと改めて思った。それにしても、あの設備であの料金は安いと思う。リピーターが多いのも頷ける。