紫波町の里山、東根山(あずまねさん)標高928mを目指した。先日相の沢で知り合った登山者に、スノーシューで歩くには最高だと勧められた。
12時前に登山口着。途中の山沿いの道は所々アイスバーンになっていて、路肩に車がひっくり返ったままになっていた。登山口は紫波町の温泉施設、ラ・フランス温泉館のすぐ側にあった。登山口には車が20台くらい停まっていた。
登山口には立派な山小屋(ログハウス)があった。
登山届のポストと入山者カウンター。
113人目だったが、今日だけの人数なのかは不明。カウンターを押さないで登っている人もいるかもしれない。
12時に登山開始。
杉林の中を登っていく。現在は治山ダム建設中で、杉林の道は仮設登山道となっていた。
間もなくナナメ松分岐に出た。通常ルートの蛇石コースを進んだが、ここから約2時間30分かかるらしい。夏道でそれくらいだと3時間はかかるのかも。帰りの時間を考えると余裕はない。この時点でちょっと不安になってきた。
ロープを使って登る急登もあった。キャンプに履いてる靴では滑って踏ん張りが効かない。すれ違う登山者は登山靴に軽アイゼンを付けている。
開けたところに出た。下に見えるのは紫波町だろうか? 登山道は踏み跡がしっかりしていてスノーシューはまったく必要ない。
1時間ほど歩いて一の平に着いた。ここが大体全体の三分の一の地点になる。今13時。これからの登りと帰りの時間を考えると、今日はここまでとした方がよさそうだ。
スノーシューを履いて登山道から林の中に入る。数メートル下ったところにテンチョを立てた。
立木が邪魔で景色がよく見えない。この地点の標高はスマホのコンパスアプリで520mと表示されていた。
昼食はカップラーメンのみ。
汗が冷えて寒くなってきた。レモネードを飲んで暖まる。
14時過ぎに下山開始。マイナス1.8度。風が冷たくなってきた。
晴れていれば早池峰山がきれいに見えそうだ。
1時間弱で登山口に着いた。登山口駐車場のすぐ側にある、ラ・フランス温泉館 ホテルゆらら。下山後すぐに温泉に入れる。当日の東根山山頂の写真を提示すると入浴料が割引になるらしい。
煙山ダムからの東根山。
里山の低山と甘くみていたが、しっかりと冬山だった。キャンプの格好で気軽に登るような山ではなく、なにより体力がない。冬山に登るなら、それなりの装備と体力が必要だったと反省した。