今年4月に下見した、つぶ沼キャンプ場に行ってみた。奥州市のホームページによると利用期間は5月1日〜11月15日となっている。念のため電話で確認したところ、今年は14日に国道397号線のゲートが閉まるのでキャンプ場の利用は11日までとのことだった。キャンプするにはもう日がない。幸い天気が持ちそうなので閉鎖前に行ってみることにした。
11時にキャンプ場到着。誰もいない。5つあるカーサイトのうち4つは緑色のシート(防草シート?)が敷かれているが、どうもその上にテントを張るのは馴染めない。1つだけシートのないサイトがあったので、そちらにテントを立てた。
車を横付けできるカーサイトが無料で利用できるのはとてもありがたい。
つぶ沼は4月に来たときより随分水位が下がっている。4月は小さな湖という感じだったが、いまはまさに沼だ。
風が強く吹いていたので、テントの中でアルストでお湯を沸かして昼食にする。
完ソロかと思ったが、昼頃、ファミキャンが1組、グルキャンが1組やってきた。
食後、キャンプ場周辺を見て廻る。
管理等のような建物があったが、使われていないのか鍵がかかっていた。
炊事場。
トイレ。水洗できれいだが大は和式。
道路(栗駒焼石ほっとライン)の向かいには焼石岳登山口(つぶ沼コース)の駐車場があり、ここにもトイレがある。オートサイトからはこちらのトイレの方が近い。
道路沿いに広がる林。薪にするのに手頃な木も落ちてはいるが、拾って使うのは何となく躊躇われたのでやめておいた。
バンガローも建っていたが、使われている気配がない。
サイトに戻って薪割りをする。先日、二戸の小さな薪屋さんbyともやまで買った薪と、雫石のBRACKENで買った薪を持ってきた。
15時過ぎにおやつにする。
風が収まってきたので、外に椅子を出して景色を眺めながらコーヒーを飲む。
スマホのアプリによるとキャンプ場の標高は440m。胆沢ダムの向こうに市街地が見える。
だんだんと暗く、寒くなってきた。テントに入り薪ストーブを点ける。日中の2組は帰ってしまい誰もいなくなった。今夜は完ソロのようだ。
ランタンはトライポッドに吊り下げた。夕方になって風が収まってきた。
夕食はコンビニのレンチン用チャーハンをフライパンデッシュで炒める。
ドンキホーテのいか煮つけも温めた。
月が明るすぎて星があまり見えない。気温が下がってきた。
設営時に風が強かったので伸縮ポールでの二又化はやめて、テント付属のセンターポールを使った。安定感はあるが中央にポールがあるのはすごく邪魔に感じる。
ゆるキャン13巻を読む。10日に最新刊の14巻が発売される。
ランタンの明かりがきれいだ。
外はかなり寒い。月が明るい。昨夜は皆既月食を見た。
5時に起床。薪ストーブの灰を掻き出す。昨夜は午前2時に寒さで目が覚めた。外に出てみると車が真っ白になり、テントも下半分が白くなっていた。気温は確認しなかったが氷点下だったかもしれない(この日の奥州市の最低気温は0.5度だった)
陽が昇りはじめた。
6時に朝食。
6時半にはすっかり明るくなった。車の温度計は3度。それほど冷え込んでいない。午前2時前後が一番冷え込んだようだ。
霜で湿ったコットンキャンパーを干す。薪ストーブのお陰ですぐに乾いた。
撤収完了。曇って風が出てきた。午後には雨になるかもしれない。熊よけの爆竹を撤去に来た奥州市職員と少し話しをする。やはり明日にはキャンプ場は閉鎖になるようだ。こんな雰囲気のよいキャンプ場が無料で時間制限もなく利用できるのはありがたい。
11時過ぎにキャンプ場を出て、ひめかゆ温泉に向かった。案の定、盛岡への帰り道は雨になった。