あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

御所野遺跡

岩手県二戸郡一戸町にある、世界遺産・御所野遺跡に行ってきた。この遺跡は5000年前の遺跡で、広大な敷地内に竪穴式住居などが復元されている。

f:id:akibitokun:20221016211729j:image
f:id:akibitokun:20221016211745j:image

敷地内にある御所野縄文博物館では、竪穴式住居のつくりかた、材料、構造などについて詳しく解説されていた。

f:id:akibitokun:20221016211842j:image
f:id:akibitokun:20221016211838j:image
f:id:akibitokun:20221016211830j:image
f:id:akibitokun:20221016211725j:image

外の公園には大中小の竪穴式住居が復元されている。広い公園内は、東ムラ、中央ムラ、西ムラに分かれていて、どの村にも同じようなサイズの住居が復元されていた。

f:id:akibitokun:20221016211733j:image

竪穴式住居の内部。中に入ると焚き火の匂いがする。

f:id:akibitokun:20221016211721j:image

公園の一番奥、東ムラの3棟。便利な道具がなかった時代に、これほどの住居を建てる技術を持っていたのは本当にすごいことだ。

f:id:akibitokun:20221016211813j:image

小さな住居はティピーテントにそっくりだ。

f:id:akibitokun:20221016211846j:image
f:id:akibitokun:20221016211818j:image
f:id:akibitokun:20221016211737j:image

天井は煙が抜けるようになっている。

f:id:akibitokun:20221016211749j:image
f:id:akibitokun:20221016211716j:image

職員さんに訊いたところ、建物を維持するために週に3〜4回内部で焚き火をしているそうだ。どおりで新鮮な焚き火の匂いがしたわけだ。近くだったら焚き火ボランティアをやってみたい。

f:id:akibitokun:20221016211834j:image

広大な芝生の公園。ここでキャンプしてみたい。

f:id:akibitokun:20221016211758j:image

公園内の栗林。栗の季節は終わったのか、所々に皮が小山になっていた。

f:id:akibitokun:20221016211804j:image

栗は縄文人にとって大切な食料だった。

f:id:akibitokun:20221016211741j:image

竪穴式住居の建材は栗の木が主だったらしい。栗の木は縄文人にとって大切な木だったようだ。

f:id:akibitokun:20221016211826j:image

積み上げられた栗の木は、展示している住居跡の補修に使われるのだろうか?

f:id:akibitokun:20221016211754j:image
f:id:akibitokun:20221016211822j:image

縄文の森に入ってみた。この森から生活に必要な食料や建材を調達していたらしい。5000年も前、寒さ厳しいこの地で縄文人は500年間に渡って生活していた。現代人のアウトドアやキャンプ、特にブッシュクラフトを縄文人が見たらどう思うだろうか? 

f:id:akibitokun:20221016211808j:image