あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

兵式飯盒

新発田市の白壁兵舎広報史料館に行ってみた。史料館は陸上自衛隊新発田駐屯地内にある。この史料館を訪れたのは別な目的だったが、展示物の中で兵式飯盒が目に止まった(写真撮影とブログ掲載は史料館の許可済み)

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下士官用の飯盒。現在市販されている飯盒とほぼ同じだ。

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こちらは別な飯盒。吊り手の取付部分が少し違っている。黒く塗装されていない飯盒もあったようだ。

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四角い形をした飯盒。現在の戦闘飯盒2型に形が似ているが、より角張った形をしている。吊り手の部分はほぼ同じだ。昔の兵隊さんもいま流行りの水蒸気炊飯をやったのだろうか。

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将校用の飯盒。こちらには吊り手がない。将校は煮炊きせず、兵や下士官が炊いた飯をよそっていたのだろうか。

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飯盒炊飯の解説図。写真を見ると地面に穴を掘ってそこに木の枝を渡し、飯盒を吊るして炊飯している。やはり飯盒は吊るして火にかけるものらしい。

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洗米の仕方、ススのとり方、炊く時間の目安など、たいへん参考になる。

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飯盒はこんなふうに背嚢にくくりつけていたようだ。バックパッキングの参考になる。当時の個人用天幕がどんなものだったのか、非常に興味がある。

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史料館内の売店。普通、駐屯地内の売店には一般人は入りにくいが、ここでは気軽にグッズが購入できる。レジのおばさんが気さくでいい人だった。

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