台所を片付けていたら消毒用エタノールが出てきた。500mlの容量で半分近く使用済み。消費期限はとっくに切れていたが、燃料用アルコールと同じようにアルコールストーブで使えるはずだ。このエタノールを使ってご飯を炊いてみることにした。
ダイソーの500円メスティンでご飯を炊くときは、いつも100均の固形燃料を使っている。固形燃料が燃え尽きるとちょうどよくご飯が炊ける、いわゆる自動炊飯というやつだ。しかし、これまでアルコールストーブで炊飯したことがなかった。ちょうどいい機会なので自作のアルコールストーブを使ってご飯を炊いてみる。
アルコールストーブで炊飯する場合、1合の米に対して約60mlのアルコールが必要らしい。ダイソーのメスティンでご飯を炊くときはいつも0.8合の米で炊いている。となると、約50mlのアルコールが必要になるが、台所の計量カップにエタノールを入れたくなかったので重さで測ってみた。ネットで検索するとエタノール1ml=0.785gなので、50mlだと約40gになる。
順調に炊けている。
五徳が熱で赤くなっている。かなり火力が強い。
火が消えてから10分ほど蒸らす。表面はいい感じだ。
底は少し焦げたが問題なし。少しお焦げの味がした方が飯盒炊さんらしくていい。次回は実際のフィールドで試してみたい。