あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

相の沢キャンプ場 その41

相の沢キャンプ場でタープ泊。この土日は晴れて天候が安定しているとの予報だったので再度タープ泊をやってみた。11時前に着いたとき、駐車場は半分くらい埋まっていた。いつもどおり登山客が多そうだが、受付で渡される「キャンプ中」の札をダッシュボードに置いている車もたくさんあった。サイト内にはすでに多くのテントがあった。ベテランキャンパーが多いようで、みなさん薪ストーブや石油ストーブなど、なんらかの暖房器具を用意している。しかし自分は暖房器具はなくタープだけ。少し心配になってきたが、寒くてどうしようもなければ車に避難する覚悟でいた。キャンプ場奥の前回タープ泊した時と同じ場所にパスファインダー張りでタープを張った。

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タープの入り口はクリップで閉じられるようにした。

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暗闇でもガイロープが目立つように、ライトの明かりを反射するロープを結んでおく。

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設営が終わってすでに12時近く。ソロストーブでお湯を沸かして昼食の準備をはじめる。天気はいいが風が冷たい。

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昼食はレトルトご飯でビビンパ。簡単でおいしい。

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昼食後は林の中で薪にする枯れ木を探す。ちょうどいい枯れ木を見つけた。

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手でバキバキと枝を折る。適当な太さの木が手に入った。

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クロモジの枝などもあったので、全部まとめてサイトに持ち帰る。

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集めた木を燃やしやすいように短く切ったり、バトニングして半分に割ったりしておく。

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松ヤニがたっぷり入ったファットウッドがあった。これは火口(ティンダーウッド)になるので燃やさないでとっておく。

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焚き火の準備ができた。集めた薪の他に、八幡平の知人からもらった白樺の薪を数本と夏にホームセンターで買った予備用の薪も使うことにした。

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夕方、焚き火の前にキャンプ場内を散歩。昼前後に吹いていた風がなくなったせいか、それほど寒さは感じない。早池峰山がきれいに見える。

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16時半に焚き火開始。風はほとんどないが、陽が沈むと急に空気が冷たくなる。

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夕食はコンビニで買ったおでん。暖かい食べ物はありがたい。

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月が明るい。今夜は満月だろうか。月が明るすぎて星がほとんど見えない。19時半に林で集めた薪をすべて燃やし尽くした。現地調達した薪だけで3時間焚き火を楽しめた。完全に乾いていない木でも、燃えやすいように工夫することで使えることがわかった。

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夜食にお汁粉を食べる。

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寒くなったので23時前にタープの中に入る。少しでも暖をとるために、焚き火台の熾を火消し壺に移してタープ内に持ち込んだ。

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タープ内の結露が凍りついていた。

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寒くて眠れないのでホワイトガソリンストーブを点けて暖をとる。ストーブは1時間半ほど燃えてくれたが、他に暖をとるものがなかったので寝袋の中に潜り込んだ。日付が変わるころ、スマホアプリでは滝沢市の気温はマイナス3度と表示されていた。実際の気温は何度なのだろうか?

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6時に起床。4時にトイレに外に出たとき、多少雲は出ていたが、それでも月がきれいだった。ほとんど眠った感じがしないまま明るくなってしまった。外に出てみるとタープの内側だけでなく、外側も凍って白くなっていた。スマホアプリにはマイナス2度と表示されていた。

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牧野に霜が降りて白く煙ったようになっていた。

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モグラ穴?に霜柱が立っていた。

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陽が昇る前の様子。

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陽が出てきた。みなさん、牧野側に集まって写真を撮っていた。

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タープの中でアルコールストーブでお湯を沸かし、ドリップコーヒーと菓子パンで朝食。

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急いで帰り支度をする必要もないので、寝袋を乾かしたりしながらのんびり過ごす。

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少し早めの昼食はカレーめん。

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コンビニで買ったサラダチキンステックを切って炙って食べる。

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食後、撤収を開始する。タープを乾かしている間に泊まりの荷物をワゴンで車に運ぶ。

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先日購入したバックパックにデイキャンで使うものだけをまとめて入れてみた。夏場であればバックパック1つに入る道具だけで1泊できそうだ。

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今回は何とか1泊できたが、前回のタープ泊に比べると一段と寒さが増している。日曜日朝の盛岡市内の最低気温はマイナス0.9度だった。となると、昨夜と今朝のスマホアプリに表示されていたマイナス気温はほぼ正しかったのかもしれない。しっかりした暖房器具なしではこれから先の泊まりキャンプは無理のようだ。

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