相の沢キャンプ場でデイキャン。10時過ぎに着いたとき、あの広い駐車場が満車で1台も駐車するスペースがなかった。仕方なく道路を挟んだ向かいにある第2駐車場に車を停めた。今年のGWは第2駐車場も満車で路肩に停めている車もあったので、それに比べればまだましだ。紅葉の鞍掛山を楽しむ登山者の車がほとんどのようだった。キャンプ場はテントが20張りくらい。今日もザックで担げるだけの荷物にして、できるだけ人の少ない奥の方に向かい、GWに泊まった場所にタープを張った。
今日のデイキャンでは2つの目的があった。一つは入院していたタープが戻ってきたので修理状態を確認すること。もう一つは新たに購入したネイチャーストーブ「Solo Stove」を試してみることだ。
まずはステルス張りを試す。パッと見た感じでは修理した箇所がどこか判らない。タープ自体もきれいな感じがする。もしかすると修理ではなく新品交換になったのかもしれない。
タープ設営後に燃料となる小枝を集める。昨日まで天気が悪かったので湿気っている枝ばかりだが、できるだけ細くて乾いた枝を集めた。
拾った枝を細かく折って、大、中、小の3つに分けた。Solo Stoveの周囲は燃えやすい枯れ草などを払い、土を露出させて設置した。耐火シートなどは必要なさそうだ。
ストーブの中に小枝と火口を入れてファイアスターターで着火したが、小枝に火が燃え広がらないうちに消えてしまった。やはり枝が乾いていないようだ。
こんなこともあろうかと持参した小割薪で再度着火。
今度はしっかり燃えた。一度勢いよく燃えてしまえば、多少湿気った枝を追加しても燃え続けてくれる。
Solo Stoveとセットで購入したポットでお湯を沸かす。このポットの中にSolo Stove本体を収めて持ち運べる。
今日のお昼はチキンラーメンのみ。
チキンラーメンの麺が割らないでもぴったりポットに入る。
チキンラーメン完成。タマゴも入っているが沈んで見えない。
食後のコーヒー用のお湯を沸かす。
Solo Stoveの特徴である2次燃焼の炎が見える。上部脇の穴から炎が吹き出している。燃焼効率が良く、灰もほとんど残らないらしい。
おやつはドリップコーヒーとポッキー。
大、中、小に分けた枝のうち、大だけ残して燃やし尽くした。大の枝を燃やそうとするとポットやヤカンが五徳に乗らないので、トライポッドが必要だ。
テントの中で昼寝。陽が当たっているうちはそれほど寒くない。ポールは拾った木の枝を使っている。
ステルス張りでは修理箇所を確認できなかったので、フルクローズ・Aフレーム張りにしてみる。修理前に同じ張り方で撮った穴の写真と見比べながら、内部から入念に確認してみたが、穴を補修した形跡を見つけることができなかった。やはり新品交換となったのか？
陽が傾いてくると徐々に寒くなってくる。インスタントコーヒー用のお湯を沸かす。アルコールストーブがSolo Stoveの中にちょうどよく納まり、五徳が風防になる。
16時半に撤収したときはまだ10張りくらいのテントがあった。秋が次第に深まっている。
