あきびと野遊び雑記

すぐ飽きて、おまけに面倒くさがりな私の野遊びの記録です。

ハンガリーレストランと焼走りキャンプ場

滝沢市陸上自衛隊岩手駐屯地のすぐ近くにドゥナというハンガリー料理のレストランがある。平日のみ12時から16時までの営業なので、なかなか行く機会がなかった。25年くらい前、国際交流協会の賛助会員をしていた頃、協会のイベントでこのレストランのパンを食べたことがあった。そのパンがとてもおいしく、パンだけ買いに1度訪れたことがあった。毎週火曜日の午後にパンを焼くとのことだったので、ランチと焼きたてのパンを買うために久しぶりに行ってみた。

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ハンガリー料理の鶏の煮込みランチを食べる。文句なしにうまい。サラダもスープも野菜たっぷり。デザートは手作りパウンドケーキとコーヒー。こちらのお店はお客の好みに合わせて細かく料理を調整してくれるところがすばらしい。パンが焼き上がるまでの間、近くの岩手山焼走り国際交流村にあるキャンプ場の下見に行ってみた。

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キャンプ場は、キャビン村、オートキャンプ場、フリーサイトがある広いところだった。管理人さんに案内してもらって各サイトを見て回る。このキャンプ場も以前、地元アマチュア無線クラブのイベントで来ているが、ここがキャンプ場であることは意識になかった。覚えているのはBBQと午後の早い時間帯からアメリカ局がよく聞こえていたことだけだった。この岩手山焼走り国際交流村は八幡平市が設置し、民間会社に管理委託している。

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オートキャンプサイトは区画毎に水道、釜戸、電源が付いている(電源利用は別料金)

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オートキャンプサイトの隣には広い芝生広場があり、遊び場として利用できる。

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トイレもきれい。

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フリーサイト駐車場から岩手山が近くに見える。

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フリーサイト近くのトイレ。このトイレは焼走り観光客や登山客も利用している。

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駐車場からフリーサイトへの荷物の運搬用にリヤカーと一輪車が用意されている。

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フリーサイトは広く、周りを林に囲まれている。炊事場は手前と奥の2箇所あった。どちらの炊事場も古い感じだった。フリーサイトは焼走り野営場としてずいぶん昔からあったらしい。

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キャンプ場のすぐ側には岩手山焼走り溶岩流自然観察路がある。黒い溶岩流の大地が岩手山の裾野に広がっている。

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岩手山焼走り登山口。この登山口から岩手山に登ったことがあるが、山頂までとても長く感じた記憶がある。

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キャビンサイト近くのサニタリーハウス。トイレ、コインランドリーなどがある。トイレは道の駅かと思われるほどの広さだった。

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天文台付近は特設キャンプサイトとなっていて、車乗り入れOKで広い芝生のどこにテントを張ってもよいとのこと。とても広くて開放的だが、周りに林がないため岩手山からの吹き下ろしが強いとのことだった。

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なんと茶室(和室)まである。

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温泉施設、焼走りの湯がキャンプ場利用の受付になっている。内部には温泉の他、食堂があり、薪、燃料などのキャンプ用品も販売していた。産直は併設されていないので、食材は他で調達してくる必要がある。

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パンの焼き上がり時間に合わせてドゥナに戻る。ハンガリー出身の女性オーナーシェフと30分以上おしゃべりした。日本語はペラペラ。なんとこの方オートキャンプが大好きでキャンプの話題で盛り上がった。25年ぶりに食べたパンもおいしかった。

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