バックパッキング入門

去年の秋に実家から持ってきた荷物の中にアウトドア書籍があった。「遊歩大全（上・下巻）」と「バックパッキング入門」。去年の秋頃はまたキャンプをするとは思っていなかったはずなので、古本屋かネットで処分することを考えて持って来たのだと思う。どちらも有名な本で、遊歩大全は今でも文庫本が売られているし、バックパッキング入門も電子版で読めるようだ。遊歩大全はコリン・フレッチャー著、芦沢一洋訳、バックパッキング入門は芦沢一洋著。「バックパッキング入門」は、遊歩大全の翻訳をした芦沢が、その思想に影響されて日本人向けに書いた本だとばかり思っていたが、遊歩大全が出る2年前にはすでに出版されていた。買ってから40年も経ってから勘違いだったことに気づいた。どちらの本もパラパラとページをめくって気になったところを読んだり、当時の写真やイラストを眺めるだけでも楽しめる。すぐには処分せず、しばらく手元に置いておくことにした。

1981年11月23日に購入した。

遊歩大全はいつ購入したか不明だが、バックパッキング入門より先だったように思う。それで、遊歩大全の方が先に出版されたと勘違いしたのかもしれない。